2017年08月23日一覧

65日目。ひとり断薬の途中に思うこと。

昨夜は今までにないほどの頭痛でダウン。吐き気と腹痛まで伴い、左半身すべてに広がっていく。痛みが治まると意識が遠のく、またこの感覚。コントロール不能。落ち着いてから1時間×3回、2時間×1回。後半になるにつれよく眠れるパターン。

痛みがでると、いつも考える。このまま断薬は続けられるのか。終わりはくるのか。他に手立てはないのか。
ひとり暮らし。幸か不幸か。最初はいつ何が起きるかわからず、その都度ジタバタしたものだが、今は不安もなくひとりで病院に行ける。買い物もできる。少なくともあの生死をさまようほどの辛さからは遠のいたと思う。
ひとりならこの醜い状態を誰にも見られなくていいという安心感がある。夜中でも、どんなに喘いでも、泣き喚いても、直接的な迷惑はかけないで済む。たとえ一緒に暮らしていても、家族でも、この離脱症状は理解しがたいものだというから。
誰にも理解を得られないこともわかってきた。この状態を伝えるのはいくらなんでも難しすぎる。風邪ひいた、お腹が痛い、そんな話とは違いすぎる。たとえようがない。それを「痛い」「辛い」「苦しい」と言ったところで、誰が構ってくれるのだろう。楽しくもない、かける言葉もない、なんなら頭がおかしいと思われるだけ。当然のように聞いた人は必ず離れていく。それを覚悟したうえで、ひとり断薬はやるべきなのだと今さらながら思う。これは孤独との戦いでもある。
もし何を超えてでもサポートしてくれる方がいるのなら、本当にありがたいことだと思う。聞いてもらえるだけで救われることがあるから。もちろんそばにいてくれるだけでも。ひとりじゃないと心から思えるから。生きることを諦めないでいられるから。

一番の理解者はやはり苦しみを乗り越えた諸先輩方、今同じようにがんばっているみなさん。症状や効果は千差万別だけれども、ブログ等を拝見するだけでも、強い勇気や知恵をいただける。ネット社会でよかった。

望めるなら、せめて断薬を理解し、離脱症状を解明してくれる医師かカウンセラーがほしい。生きていくための指標がほしい。ひとつひとつ自力で究明し、対策を打つのには時間がかかりすぎる。生きやすい世の中に早くなることを願う。

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