2018年02月一覧

244日目。街中へ出かける。

月に一度のお花のお稽古。また入院しそうになった話をすると、仕事のせいでしょとみなさんよくわかっていらっしゃる。辞めてよかった、ロクでもない雇用主から逃れられてよかった、身体を最優先にしないと、今までとまったく違うことをした方がいいかもと、昨日と同じような話になる。みなさんそう感じているんだなと妙に納得。作品を作る手はふわふわして落ち着かず、先生の手を借りながらなんとか終える。心ここに在らず。なぜだ。

以前から予定していた転職フェアに行くも、もはや行くことが目的になってしまっていることも自分でわかっている。会場をとりあえずまわるだけで、何かを得ようという気にはやっぱりならなかった。いつもと同じような企業ばかりというのもある。
いつのまにか外出も怖くなくなってる。電車も普通に乗れる。あの恐怖心はなんだったんだろう。久しぶりの外はまだまだ寒く、それ以上に世間の風もしばらく冷たく吹き続けるんだろうなと思った。
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243日目。やりすぎ。

整体にて。前回内臓が重いと言われた翌日に胃痛を起こした話から。胃も肝臓も腸も診たのに膵臓とは、と肩を落とす先生。そりゃそうだ。なかなか膵臓なんてわかるはずない。

何をするにせよ、人よりスピードが早すぎるから身体がついてこないのでは、アクセルバンバンふかしてもボディがついてきてないんじゃないかと。特に仕事をやりすぎるのはもうやめて、スピードも緩めて、ゆっくりしたらとアドバイスを受ける。例えば、時計のないところでぼーっとするとか、好きなことするとか、まったくやったことないことをしてみるとかなど。どうしても完璧を目指したり、結果を追求しすぎてしまったり、欲望ではなく外側からの見方をしてしまったりしていることを直したいと、ここのところ個人的に考えていた悩みを打ち明けつつ、意見をもらう。外に出て何かをすると膵臓もダメになるほど負担がかかるから、出たくなくなるし、何もしたくなくなる。何やってもダメなんだろうなと思う。やらない方がましとさえ思う。こんなことも言っていたら、今仕事をまた始めたら、また同じことを繰り返すのは間違いないから、しばらく身体の声を聞いて心を休める方がいい、童心にかえってみたらと。そう言われても、子どもの頃から欲望を押さえつけられていたことしか思い出せず、やりたいことをやった記憶もなく、だからこうなっていることを改めて思い知らされる。どこへ行っても何をしても、どうしても考えすぎる。たとえば、国内で残るはあと3県、思い出もしがらみも何もなく、行ったこともないところへ行けば、なにも考えずに歩くことくらいできるのか。
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242日目。少し眠る。

眠れないと思っていたら、溜まっていたのか5時間ほど眠れた。気温も上がっていたせいか、汗をじんわりかいていた。何もする気が起きないのでこのまましばらく眠る。

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241日目。睡眠時間の後退。

睡眠時間が短くなってきた。2時間、長くて3時間ほど。夢を見ながらの浅い眠り。あまりいい夢ではないから体感時間はもっと短い。体調が良くなってきたから短時間なのか。ほとんど動いていないからか。まったく眠る気配がなかったとしても、ある瞬間にストンと落ちる。だから以前のように完徹にはならない。しかも徐々に入眠時間が遅くなり、明け方というよりお昼に近づいている。完全に睡眠のリズムが後ろに倒れてきている。夜になると寝なければならないと思っているせいか、1日の時間が急激に短くなったような感覚に陥る。なんなら起きている時間は長くなっているというのに。このまま徐々に後ろにずらして一周させることができるのだろうか。これは睡眠相後退症候群なのか。

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240日目。きっかけづくり。

この1週間は内臓が痛むから寝てばかりいた。焦りはあるが諦めもある。クリニックでそんな話をした。今までは就労支援センターを推してきていたが、せねばならない焦りが強くなるのであればと、生活支援センターを勧められた。就労支援センターに行くと仕事しなければならないと追い詰められるかもしれない。そうではなく、今ある日常から何かを見つけられたらいいのではないかということらしい。何かしなきゃという強迫観念から逃れるためか。とりあえず吐き気がおさまるまでは調べるだけにとどまりそう。

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239日目。眠り続ける。

1時間ごとの浅い眠りが続いている。ちょっと嫌な夢を見るようになり、逃げたくなってすぐさま起きる。比較的深めに眠れるのは明け方あたり。相変わらず。外がざわざわし始めた頃に安心する。

この数日は身体を休めることに徹していた。動こうとは思っていたが、どこかシクシクとした痛みがつきまとい、吐き気に近いムカつきや気持ち悪さもあり、忘れるためにも眠れる時はいつでも眠ろうと思っていた。その通りひたすら寝た。もしあのまま入院していたら1ヶ月近くはこの状態のはず。起きたらまた痛みを忘れるため何かを口にする。身体に水分が溜まってきているのがわかる。やたらと重い。顔も浮腫んでいるのがわかる。それでも今は焦らずゆっくり治していこう。
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238日目。食事のこと。

膵炎に食事制限は当たり前。脂肪分は少なめに1日30gとか、とにかく消化に良いもの。カフェイン、刺激物はダメ。アルコールは禁止。腹八分目で食べすぎない。主食はおかゆ、うどん、汁物はお味噌汁、すまし汁、主菜は白身魚、鶏肉、豆腐、卵、野菜など。基本的に炒めるより煮る。昔ながらの和食といったところ。ところが慢性になってくると脂質を摂取するようにとなる。悩ましい。

膵炎になるたびに気をつけていたからわかってはいるものの、結構制限される。一食分を食べきるのも自信がなくなるし、誰かとランチなんてのも気がひける。揚げ物をはずすとなると、市販のお弁当から見つけるのもなかなか難しい。となると自動的に自炊が都合がいい。一人暮らしだと同じものが続いてしまう悲しさがあるが、外でそわそわしながらを考えると1日4〜5食に小分けして食べることも可能だし、気も使わない。楽しみは少し減るが仕方ない。
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237日目。膵炎になるきっかけ。

しくしくと胃が痛む。空腹時に特に痛むので、起きている間じゅう食べてしまう。そして痛みが治まると眠れる。まだまだ長く眠ることができる。


これまで何度か膵炎になったものの、アルコールか何かというところでうやむやになっていた。今回は今まで以上に理由がわからないので、なぜ急に痛くなったのでしょうかと、尋ねてみた。すると、なにか食べものとかであたったのかもしれないですね、とだけ。そんなもんなのか。最近はあえて禁酒していたし、その時なんて飲んでもいないし。こんなに理由もなく突然入院とかになるのか、この先ずっとこんなことが続くのかと思ったらゾッとした。例えば旅先でひとりでいたときなんかどうするんだろうとか。

慣れているのでなんとかなるとは思っていたが、かなり厄介なことになったなとも思う。
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236日目。経過観察。

救急へ行ってからはじめての外来。担当医は以前に入院した時の女性主治医。先に採血を済ませてしばし待つ。総合病院の外来はなかなか来ることがない。すべて機械化された最新設備に驚く。アナログな人間には理解できない。

キョロキョロしていると呼ばれる。採血の結果、アミラーゼは5分の1程度に、炎症の数値もガクッと落ちていた。このまま下がると思われるから、近くのかかりつけ医に代えて、しばらく薬を出してもらい、食事に気をつけてくださいとのこと。やれやれ。
救急に行った時の数値は以前に入院した時の数値とほぼ同じ。そうなると一番痛かった時に病院に行っていたら、間違いなくもっと数値が高かったに違いない。つまり確実に入院していた。アミラーゼは上がるのも急だが下がるのも急。たった週末の2日ほど待ったために通院で終わった。もし病院にすら行かなければそのままだったかもしれない。救急のときに言われたように、これまでも何度か炎症を起こしては治まることこ繰り返されていたのかもしれない。恐ろしい。とにかくしばらくはゆっくりとした生活をして身体を元に戻すことだけ考えよう。
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235日目。食べて眠って。

とにかく眠っている。1時間でも2時間でも、眠くなればそのまま何も考えずに眠りにつくようにしている。長ければ5時間は眠り続けているかもしれない。

前から約束していた大好きな人との食事の日。入院しなくてほんとによかった。無事に会えた。あれこれと言わなくてもわかってくれるから、とても居心地がいい。たいした話をするわけでもないけれど、いるだけで安心する。こうして大切な人と向き合えていると、無理に食事を拒否したり、嘔吐したりするのが少し馬鹿らしく思える。少々太ってようと関係ない。元気で会えることが大事。そう思えた。膵炎のことを考えると嘔吐も怖い。この気持ちが続くように。
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