2019年3月18日(月)の「オータケ・サンタマリアの100まで生きるつもりです」で、「ぐっすり快眠&目覚めスッキリSP」が放送されました。
眠れないというオータケさん、すっきり起きられないというサンタマリアさんの悩みを解消法を、睡眠コンサルタントの友野なおさんに教えていただきます。
友野さんは、睡眠を改善することによって15㎏のダイエットに成功したのだそうです。その経験に基づき、1万人以上に伝授してきた快眠メソッドが盛りだくさんです。
友野さんが15㎏痩せたときには、寝る環境を大きく変えて、眠りの質を高めたそうです。
そして、睡眠が変わると食べものが変わり、ジャンクなものを食べなくなったとか。これは、睡眠を改善すると食欲の中枢が整うので、食欲が落ち着くようです。
眠ると痩せる、眠らないと太るというのは、8000にも及ぶ研究論文もあるほど。
そんな睡眠の質が変わるという環境作りをさっそくご紹介します。
快適に寝る環境
●寝室には要なものは置かない
睡眠学的にも、寝室は眠ることと性行為のみがOK。パソコンやテレビなど、睡眠に必要のないものは入れないようにしましょう。
●ベッドの大きさ
「睡眠上手は寝返り上手」といわれるほど、寝返りは快眠にとって大切なこと。寝返りによって筋肉のゆがみの習性や、疲労回復、睡眠の質も向上させます。
そのため、ベッドは寝返りができる一定の広さが必要になります。
●寝返りしやすいものを着る
寒いからと重ね着をすると寝返りを妨げてしまうため、薄手のパジャマだけを着て寝るのが理想です。
●掛布団
掛布団の素材も重要です。軽くて、あたたかく、身体になじむ羽毛布団がベストです。朝までぐっすりねむることができます。
綿の布団は重くて身体が圧迫されたり、寝返りをうったときに身体との隙間ができやすく、冷気でよく眠れない可能性があります。
重ねる場合には、羽毛布団の上に毛布をかけると、熱が逃げるのを遮断してくれます。カシミヤやウールなど、軽くて保温性の高いものなら快眠へとつながります。
●寝具の色
赤色など、興奮するような色は寝室には向いていません。ホテルのような真っ白も、実は疲れが取りにくい色。白にするなら、ベージュやアイボリーなど、少し黄色味がかった方がよいことがわかっています。薄いピンクなどもおすすめです。
●カーテン
窓から冷気が入ってこないように、丈が十分に長いカーテンを使用した方がよいです。
また、遮光カーテンは外からの光を断ってしまうため、目覚めに必要な光を取り入れられません。快適な目覚めのためには、外が明るくなるに伴って、寝室内も明るくなってくることが重要です。
朝方に寝なければならない人は、遮光カーテンを使用する方がよいです。
●温度調整
夏は暑さ対策、冬は寒さ対策と、温度の衣替えをする必要があります。
寒いときには、オイルヒーターを使うのがおすすめ。温風を使わずに熱を放出するため、部屋全体を均一に暖められます。エアコンのような風も当たらず、乾燥を防ぐこともできます。
すっきり目覚めるポイント
●目覚まし時計の音はNG
ジリリリリと、大きな目覚まし音で起きるのが一番よくありません。急に大きな音が鳴ると、心身への負担が大きく、寝た感が減るとも言われています。
徐々に音が大きくなる目覚まし時計を使って起きるのがよいでしょう。
●光を浴びて起きる
日が昇るにつれて寝室内が明るくなり、徐々に身体が目覚めていくことが理想的です。
遮光カーテンを使って寝る人は、太陽のように、徐々に明るくなって目覚めを促してくれる照明付き時計がおすすめです。
「光目覚まし時計inti4」は、設定した時間の最大30分前から徐々に明くなっていくため、自然と目が覚める感覚に近い状態で起こしてくれます。起きられない人のためにアラーム機能も搭載しています。
★快眠のための光の大切さはこちらを参照してください。
快眠のためのこだわり|「光」を上手に利用して良い眠りを手に入れる方法
★光目覚まし時計はテレビでも紹介されました!
【マツコの知らない目覚まし時計の世界】よく眠れてすっきり目覚める!タイプ別最新おすすめ目覚まし時計〔音・光・振動・アクション〕
●耳もみジャンケン
布団の中からすぐに出られないという人は、ベッドの中で横になりながら身体を目覚めさせる「耳もみジャンケン」をしましょう。
・グー:両耳の上下を、親指と人差し指でつまんで、くっつける。
・チョキ:人差し指と中指で、両耳を下からはさんで上下にこする。
・パー:耳をつまんで、耳の上部、真ん中、下部を引っ張る。
耳をこすったり引っ張ったりして刺激を与えることで、耳があったかくなります。体温が上がることでさわやかな目覚めにつながります。
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寝る前にはストレッチを行えば、さらに目覚めすっきりになります。
眠れない人、起きられない人はぜひお試しください。