【転職】企業理念とアピールポイントは合致しているか?

「あなたの素晴らしさはわかりました。しかし、今やってほしいこと(適した場所)がないのです。」

小規模のベンチャー企業なら一次面接から社長クラス自らが行うこともありますが、ほとんどの場合は人事や所属する部門長などが一次面接を担当するパターンがほとんどです。

一時面接では担当者と話が合ったのに、役員面接だとかみ合わず苦い思いをしたなんてことはありませんか?

現場と役員では見るポイントが違う

一次面接で現場を担当している人たちが面接をする場合、「即戦力となるスキルや経験を持っているか」「一緒に働いていきたいと思える人物か」といった視点で観察していることが多いでしょう。現状の業務を確実に遂行してくれるスキルがあるか、現在のチームでやっていけるか、人柄はどうかなど、現場レベルの感覚で面接は進んでいきます。

ところが役員面接となると「会社のビジョンに適した人材か」と少し目線が変わってきます。この先10年後、20年後の企業の姿をイメージしたうえで必要とする人材を求めています。事業をさらに深く極めていこうとしている企業もあれば、新しい改革を求めていく経営者がいるところかもしれません。企業が進もうとする方向によって「今」求めている人材は変わってきます。

企業理念を理解してアピールする

職務経歴書や面接でも、企業が「今」何を大切にしているのか、会社としてどのような考えで事業を展開しているのかを理解したうえでアピールポイントを工夫することが大切になってきます。

たとえば、現場の経験値が高く、すぐに即戦力となるレベルであっても、企業が開拓や戦略を企てているときであれば今ではないと判断されるでしょう。また、業界も一致し、実績やノウハウを持っていても、家族的な社風に合わなければ組織として良くないのではないかと危惧されることもあります。

会社概要、トップのあいさつ文、事業展開、社員総会の内容など「この先どういう会社にしていきたいのか」「目指していることはどんなことか」を把握することで、企業が何を重視しているのかが見えてきます。ホームページのあちこちに記載されているので、決して見落とさず、企業が持っているイメージにとらわれて先入観だけで判断することのないようにしましょう。

企業理解ができたうえで、専門的な知識を有していること、戦略を考えることが得意なこと、現場で臨機応変にやっていけることなど、何を中心にアピールをしていけばいいのかを整理していきましょう。

希望の企業に勤めている人がいればぜひ理念や社風を聞いてみて、自分の求めるベクトルと合致しているかどうか見極めてください。

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