自律神経失調症と離脱症状はよく似ている。同じ時期に自律神経が崩壊したご近所さん(おかあさん)からお茶のお誘い。お宅訪問。私はそのまま断薬に突入したので離脱症状とごっちゃになっているけれど、とにかくおしゃべり。
お互いに堰を切ったように話し出す。不眠、食欲がない、味覚障害、目が開かない、テレビが見れない、音に敏感、温度がわからない、お風呂に入れない(怖い)、歯が磨けない、便秘、電車に乗れない、人と会えない、動けない、何もできないなどなど。ありとあらゆることが一緒で驚く。まだ継続中だけれども、大きな山を越えた今だから、笑い合える。
ご家族も同居で、おかあさんの体調のためお仕事を休職されるほど親孝行な娘さんにもイライラされ(元病院勤務!)、「なんでできないの?」「ちゃんとやろうとしてよ」と怒られていたらしい。熱が出た、おなかが痛い、では済まされない症状は、同居のご家族でもやはり理解されないよう。お風呂にも入れてもらっていたほどなのに、分かり合えないことはお互いに苦しかったはず。こういうときひとりがいいのか、同居がいいのかわからなくなる。わたしが友達もなくしたと言うと、それはそうだわ、と共感された。わかるはずないわ、と。
これからは合うたびに、「睡眠時間は?」「食事した?」「歩いてる?」「お風呂入った?」と、誰にもわからない暗号じみた低レベルの確認作業をしよう、秋にはコスモスを見に行こうとお約束。
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