2017年11月26日一覧

160日目。断薬者のセミナー。

元発達障害兼断薬者主催のセミナーに行ってみた。聴講者には当事者、その家族、医療関係者など。主催者個人の経験を聞きつつ、サポート役の医療者が話すといった段取り。

結論から言えば、完全なる消化不良。個人の経験はやはり個人のものであって、参考にはなるかどうかは不明。断薬開始か以前なら聞けたかもしれないが、ここまでくると少し変わってくる。サポート医療者も言っていた。それぞれの経験はそれぞれのものであって誰にもは決して当てはまらないと。おそらく当事者でない家族や支援者の方ならこんなこともあるのかとふむふむと聞けるのだろう。逆にサポート医療者の話は複数人と対峙した裏づけに基づいた見解やそこからの広がり、研究結果によるものであったりするから理解しやすい。話し慣れもある。それは一般人、産まれてから障害に苦しんだ方なら余計に難しいだろう。質問に対する答えがまったく出てこない。噛み合わない。聞きづらさに苦しむ。仕方ない。
いずれにせよ、薬で治った人はいない、治すのは自分のみと終始撤せられた。支援者がいる人はいいが、ひとりで断薬することは孤独でしかないということ。ひどく心が痛んだ。
ではどうするか。ひとりで問題を直視し、心をコントロールしていくしかない。結局は自分しかいないのだ。例えばこうしてブログにしながら、日々起きたことに対し何を考え、どう動いて、何を思ったか、そして次は何をしていくかを決めていくことはおそらく間違っていない。私個人としては、このやり方があっていたのだと思う。そうやってここまできた。ただやっぱり私が欲しかったのはほんの少しでも相談と指南ができる場所。でも、やはり求めてはいけないのだ。いや、サポートはないものと思うべき。そう確信したとき、あっさりと放り出された感覚に陥った。まるでゴミのように。そのかわり、薬が抜けて頭のスイッチが入れ替わるのは、だいたい半年とのこと。それまでは何が起きるかわからないから、決して動じないことが大切だと。もう少しだ。
もうひとつ。最近得ている情報の共通点「体温を上げる」こと。体温を上げることで自律神経を整え、さらに汗などをかいてデトックスする。これは何にでも当てはまるようだ。

こうしていろんなところへ出かけて、いろんな人種を見ると混乱してくることもある。自分の軸をしっかり持っていないと崩れていきそうになる。
負けるな。
そうこうしているうちに、幸せを唱えて3日目。1ヶ月くらいすれ違いだったツレが会いにきた。何もなくても一緒に笑えていることが嬉しい。
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