2018年06月16日一覧

362日目。入院5日目。ステント断念とその理由。

今回のステント留置手術断念まとめ

〈ステント留置〉
副膵管へのステント留置の例は少ない。
・ステントが合わない人は稀にいる(特に副膵管への留置の場合)。
・ステント留置はこれ以上はやらない。今回のように、一番細いステントを置くだけで激痛が走るのであれば難しい。

〈膵石〉
・明らかに悪さをしている膵石があれば取るが、そうでない小さいものはそのまま。細い副膵管を無理に開くことは負担が大きい。
*通常は、ステント留置後に膵石を掻き出すが、ステントも置けない状況で無理をしてまでやるべきではない。
・今後、膵石が大きくなる可能性、急性増悪が起きる可能性はもちろんある。ただし、副乳頭を切開している分、膵液の流れは良くなっているはずなので頻度は下がるだろう。
*通常、膵液の流れに乗って膵石が出ていくが、慢性膵炎の場合、膵液が滞留しているので膵石も流れない。
〈今後の見解〉
・炎症の頻度が高くなるようなら、別の手術(開腹)を検討しなければならないこともある。
・現在の発症ペース(2年に1度前後)なら、これを維持する方がいいのでは。
お昼から食事レベルを五分粥に上げて、週明けには退院予定。
想像していなかった答えを前にして、何も考えられない。緊張の糸が突然切られた気分。
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