2018年06月30日一覧

退院後の初受診。手術のおさらいも。

手術時の画像を見せてもらった。

主膵管が本気で見えない。まるでない。つるんつるん。たまにこんな人がいるらしい。それでも何事もなく生活している人も多いとか。膵管が成長途中で止まってるのかと思いきや、想像以上に成長のカケラもなくて、つるっつるでびっくりだわ。
私の場合は主膵管が全くない副膵管だけのところに、アルコールをドカドカ注入していたことで膵炎として爆発した可能性が高い。今は膵臓の周囲に膵石も見られるから、慢性膵炎に移行したことで間違いない。特に3月の入院時には、副乳頭入口付近に膵石がどんと鎮座していた。細い副膵管が膵石でふさがれているんだから、膵液が流れ出る隙なんてどこにもない。そりゃ仕方ない。
カテーテルを通している画像も確認。最初2ミリφのものを入れるも激痛。翌日さらに細いものを入れるが無理。結局抜去。しかし、副乳頭にメスを入れて膵管の入口を広げているから、以前よりは多少膵石の詰まりはなくなっているはず。但しこれは可能性の問題。留置ができなかったことでまた激痛が繰り返されることは容易に予想されるため、あまりにひどければ開腹を考えなければいけなくなるだろう。それまでは定期的にMRIと採血で様子を見ることに。もちろん大量の投薬も忘れずに。ここではカテーテルの長さに驚いた。乳頭付近を少し広げる程度の長さかと思ったら、とんでもない。膵臓の長さの半分くらいは通っていた。これでは少しでも痛みが走れば抜くしかないのもわかる。
採決の結果は特に問題はない。血小板や腎臓で数値の高いものは若干見られるものの、今すぐどうとかいうほどでもない。
これからは痛くなったらいつでもおいでと言われても、あの痛みで電車乗り継ぎして来るにはきつい距離だよ。簡単に言うんじゃないよー、と心の中で叫ぶ。とりあえず入院セットもまた作り直してあるから、いざというときは泣きながら引きずるしかない。入院セットをバラす夢は叶わなかったな。私にとっての防災グッズ。
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