昨夜のみぞおちの痛みはハンパなかった。2回痛み止めを入れ、朝は吐き気どめ。もう限界というところで、急だけどチューブを抜く時間になった。よかった。
一瞬とはいえツルツルっと抜く感触はなんとも言えず気持ち悪い。膵臓から喉、鼻と通っていくのがもろにわかる。
抜いた瞬間からすっきり。さっきまでの痛みが嘘のよう。チューブで痛みが出るなら、取れば治るかもという期待が高まる。
食事も重湯から再スタート。チューブがないだけでこんなにラクなのか。明日からまた徐々にレベルが上がる予定。
いつも入院すると寝てるだけで2〜3週間かかるけれど、退院するときは早いなぁと思う。今回はまだ1週間なのに、とてつもなく長く感じる。痛みの波があり、処置であれこれ忙しくしてるからだろうか。
そしてこの先のこと。癒合不全があるばっかりに、普通の慢性膵炎より進行が早くなっているとのこと。もし早くに癒合不全がわかっていたら、もう少し遅らせることもできたかもしれない。わからないけど。
膵石が溜まること、痛くなることを防ぎようにも手立てがなく、もし痛くなったとき治療するにもまた何日もかけて膵石を取ったり、膵液をきれいにしないといけない。急性増悪が起きる間隔が長くなるように予防的に早く治療したらいいかというと、またそれもわからないよう。流れ出る膵液の濁りを見ていると食べることにも抵抗を覚えてしまうが、食べないわけにはいかない。このまま一生つきあっていくしかない。
またひとつ覚悟。
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