酒飲みは危険!慢性膵炎の予防は食生活がキーポイント

一度慢性膵炎になってしまうと、壊れた細胞は元にはほぼ戻らないと言われています。発症してから進行をしないようにするのも大切ですが、今のうちから予防しておくことをおすすめします。

1)アルコールの過剰摂取禁止

慢性膵炎に一番良くないのはアルコールです。日頃から多量に摂取する人はほどほどに抑えておくことが必要です。

ちなみに1日にビールなら中瓶4本以上、日本酒なら4合以上、ワインなら6~7杯以上を「多量摂取」とみなされます。

これが毎日続いているなら、慢性膵炎予備軍です。適量に抑えるか、禁酒を考えた方がいいかもしれません。

タバコにも注意が必要です。特にアルコールと一緒に摂取すると、慢性膵炎の進行を早めてしまいます。

2)膵臓に優しい食事をしよう

食べすぎた後や脂っこい食事をした後に痛みが起こることがよくみられます。脂肪分の多い食事やデザートが引き金になったりします。

そのため、肉の脂、鶏の皮、トロなどの脂質の多い肉・魚、から揚げ、コロッケ、スナック菓子など、脂肪分の多い食事やお菓子を控えましょう。これらは膵液の分泌を増やし、膵臓に負担を掛けてしまいます。

3)腹八分目を目指す

食後に痛みを繰り返す場合には、食事の量を見直すことが大切です。一度におなかいっぱい食べるのではなく、1回ごとの食事の量を減らして、1日4~5回に分けて食べるようにしましょう。

慢性膵炎は一度発症すると長期にわたっての治療を必要とします。薬物投与などで一時的に治ったと思って放置してしまうと再発を繰り返します。なってしまってしまうと一生アルコールは禁止です。後悔する前に、今から暴飲暴食をやめて、規則正しい生活を心がけましょう。

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