2018年10月24日(水)放送の「ごごナマ」で、「友利・ピカ子のお悩みQ&A乾燥肌」が紹介されました。
この季節、特に気になる「乾燥肌」。医師の友利新さんと、メイクアップアーティストのピカ子さんが、すぐに役立つ乾燥肌対策を伝授します。
肌を乾燥させないポイントは3つです。①ゴシゴシ洗いはNG②長風呂しない③クレンジングの時間は短く
Q:冬、タイツや靴下を履くと足のすねがかゆくてたまりません。かきむしってしまいます。
A:かゆいとか赤くなっているというのは、すでに炎症が起こっている=肌の病気です。肌のバリア機能がうまく作動していないので、タイツがチクチクしたり、かゆくなります。
保湿クリームを塗るのも大切ですが、一度炎症を起こしているものは、治療をしないと悪化していくだけです。かゆい、赤みがあるということは、皮膚の炎症・トラブルなので、皮膚科に行って炎症を止めてもらってから、スキンケアをはじめましょう。
クリームを塗るのは炎症をおさえないので、かゆみはとれません。
かゆくなる前に、洗ったら保湿をすぐにするようにしましょう。
Q:唇がいつも乾燥し、リップを塗っても効果がありません。濃い色の口紅を塗りたくても荒れすぎて塗れません。
A:唇や口角が切れたらまずは専門医を受診しましょう。割れていないけれど、皮がめくれているときは、唇専用のスクラブ(ゴマージュ)で洗うと余計な甘皮が取れます。
最近では口紅ブームとともに「唇美容液」が各メーカーから発売されています。唇に栄養を与えるものです。ゴマージュのあとに、美容液を塗るのがおすすめです。
それでも足りないときは、
①チューブタイプの薬用リップ(口唇炎・口角炎用:薬局にて販売)を下地として塗る
②マットタイプの口紅をのせる
③スティックタイプのリップクリームを塗って蓋をする
普通のリップを重ねるとテカテカになるので気をつけましょう。また、スティックタイプの下地だと厚い膜ができてリップがきれいにのらないので、チューブタイプがおすすめです。
Q:かかとがおもちのような硬さになり、靴下が破れやすく悩んでいます。
A:かかとは体重が乗り、常に摩擦が起きています。すると、皮膚は守ろうとして角質をどんどん厚くします。そのため、かかとは厚くなりやすくなります。また、女性はヒールを履くと指の付け根が硬くなります。放っておくと割れてしまい、血が出やすくなったり、ばい菌が入りやすくなったりします。
まずは、厚くなる場所の角質ケアをして、保湿をしっかりしましょう。
角質ケアは軽石で軽くこする程度でOKです。そのほかにも電動の角質取りや、ピーリングをしてくれる足用パックのようなグッズもあります。
角質ケアは乾燥を促すので、ケアしたあとは必ず保湿しましょう。そのままにしておくと、さらに厚い角質ができる場合もあります。
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いくらキレイな人でもどこか一か所でも乾燥していたら、ちょっとがっかりしますよね。
乾燥はもう始まっています。保湿をしっかりして、乾燥しないように気をつけましょう。