【林修の今でしょ!講座】「さつまいも」は太るは間違い!?肥満対策のすごいパワーと焼きいも簡単レシピ

2019年1月8日(火)の「林修の今でしょ!講座」で「さつまいもの健康パワーを徹底解明」が放送されました。

「食べると太る」というイメージの強い「さつまいも」。

実はそれは大きな誤解です。

そこで、賢く正しく食べれば肥満対策になる「さつまいも」のすごいパワーをご紹介します。

焼きいもを食べても太らない秘密は「食物繊維」

白米と焼きいもの栄養比較

焼きいものカロリーって気になりますよね。
そこで、白米と比較してみると以下のようになります。
(可食部100g)
●白米 
カロリー   168㎉
食物繊維   0.3g
ビタミンC   0㎎
ビタミンB6 0.02g
●焼きいも
カロリー   163㎉
食物繊維   3.5g
ビタミンC   23㎎
ビタミンB6 0.33g
同じくらいのカロリーですが、さつまいもはごはんより食物繊維が豊富なため、糖や脂肪の吸収を抑えてくれます。
さらにさつまいもは、じゃがいもや里芋など他の芋類と比べても食物繊維が多く含まれます。

さつまいもの食物繊維

さつまいもには2種類の食物繊維が含まれます。
水溶性食物繊維:海藻などに多く含まれ、糖や脂肪を包み込む
不溶性食物繊維:野菜などに多く含まれ、腸の中をキレイにする
つまり、水溶性食物繊維が糖や脂肪を包み込み、不溶性食物繊維が糖や脂肪を排出するという、Wの効果で肥満解消ができるのです。
1日1回の食事を焼きいもに代えれば、十分な食物繊維がとることができます。
たとえば、唐揚げなどの揚げ物のときには、ごはんの代わりに焼きいもにすれば、脂肪の排出が期待できます。
焼きいもは冷まして食べると太りにくい!
焼きいもを食べるとき、太りにくいパワーがアップするのは冷まして食べるときです。
通常の焼きいもと比べて、冷やした焼きいもは、15g食物繊維成分(レジスタントスターチ)が多くなります。
レジスタントスターチは、温かいと分解され、体に吸収されやすくなります。すると、食物繊維成分としての働きが弱くなります。
一方、冷やされて固まると、体に吸収されにくく、食物繊維成分がより体内に残るのです。

冷凍焼きいも

焼きいもを冷凍しておいて、ちょっと解凍して食べます。
アイスのようになって、食感も楽しめます。
太りにくい最強の組み合わせ!焼きいも✖魚
栄養豊富な焼きいもの弱点は、たんぱく質が少ないこと。
たんぱく質は、脂肪燃焼する筋肉を作ります。
そのため、魚や肉など脂肪を排出する食物繊維と相性がよく、一緒に食べると最強の組み合わせになります。

おすすめ組み合わせ

①さつまいも✖ごはん(さつまいもごはん)
さつまいもの食物繊維がごはんの糖質吸収を抑えます。
②さつまいも✖味噌(さつまいもの味噌汁)
味噌に含まれる乳酸菌が大腸で悪玉菌のエサになり、腸内環境が良くなります。
③さつまいも✖キムチ
キムチの乳酸菌が食物繊維をエサにして、腸内環境が良くなります。
★干し芋は焼きいもよりもさらに食物繊維が豊富なので、おやつなどにおすすめです。
皮も食べると太りにくいパワーがアップ!
焼きいものを食べるとさらに太りにくい効果があります。
それは皮や皮の近くに多く含まれる「ヤラピン」という成分です。
ヤラピンには便を柔らかくする働きが期待できると言われています。
つまり、さつまいもを食べると、
水溶性食物繊維が糖や脂肪を包み込み、
不溶性食物繊維が糖や脂肪を排出し
ヤラピンは腸を活性化して、便を出しやすくしてくれるという、
トリプルパワーが働くのです。
家庭でもできる!焼きいも簡単レシピ
さつまいもは、じっくり時間をかけて加熱することが甘さが増えるポイントです。
●炊飯器で作る焼きいも
①さつまいもを洗う
②さつまいもと水100㏄を炊飯器へ入れる
③玄米モードで炊く
玄米モードは低い温度で時間をかけて調理するので、ねっとり甘い焼きいもができます。
1日の目安は100gです。
食べ過ぎには注意しましょう。
0
スポンサーリンク
レクタングル




レクタングル




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル