【ヒルナンデス!】皮膚科医が教える新美肌の作り方・赤いお肉のすごいパワー

2018年11月12日(月)の「ヒルナンデス!」で、「皮膚科医が教える新美肌の作り方」が放送されました。

教えてくれるのは、今話題の本「きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい」の著書・あいこ皮フ科クリニック柴亜伊子院長です。これまでにおよそ8万人の肌を診察した経験を踏まえて、美肌作りに必要な栄養素や正しいスキンケアを紹介してくれます。

きれいな肌に必要な「赤いお肉」パワー!

お肌にとって大切な成分はコラーゲンやビタミンCとか言われますが、もっと大切な栄養素は、鉄・たんぱく質・ビタミンBです。

この3つすべてが効率よく摂れるのが「赤いお肉」なのです。

赤いお肉とは、赤身肉だけでなく、ハツやレバー、マグロ、カツオなども含まれます。牛・豚・魚、赤ければなんでもいいそうです。

鉄は1日の必要摂取量は10㎎です。

たとえばほうれんそうだと約500gになり、スーパーで売られているほうれんそう3袋分にもなります。これが、豚レバーだと約80gで摂れてしまいます。

さらに、鉄分には植物性動物性があり、動物性の鉄は植物性の約3~10倍も吸収率が良いのです。そのため同量の鉄を摂ろうとしたら、動物性を食べる方がはるかに効率的なのです。

たんぱく質の1日の必要摂取量は約50gですが、ほとんどの女性は摂れていません。

たんぱく質にも動物性植物性があります。代表的なものに植物性はお豆腐、動物性だとお肉がありますね。

決定的な違いは、植物性たんぱく質よりも、動物性たんぱく質の方が圧倒的にコラーゲンを作ってくれることです。

つまり、お肌のためには、赤いお肉がとても大切です。

赤いお肉を食べて、肉食美肌を目指しましょう

美肌クイズ
Q)美肌におすすめの順に並び替えてください

A:しゃぶしゃぶ(豚)  B:水炊き(鶏)  C:ステーキ(牛)

正解)C:ステーキ(牛)A:しゃぶしゃぶ(豚)>B:水炊き(鶏)  

*牛肉は鉄・たんぱく質・ビタミンBが非常にバランスよく、多く含まれています。また、生に近いほど栄養損失が少ないので、焼き加減はレアなほど良いです。

*豚しゃぶしゃぶはビタミンB1がとても豊富ですが、茹でることで栄養が流れてしまいます。その分多く食べる必要があるので、効率が悪いです。

*鶏肉はたんぱく質は多いが、その他のお肌に良い栄養素が、牛や豚に比べて少ないです。

ちなみに、コラーゲンはただのたんぱく質のかたまりなので、鉄分もないとコラーゲンは作られません。たとえば、お鍋でコラーゲンボールを入れるだけではなく、鉄を一緒に摂ることが大切です。

Q)美肌におすすめの順に並び替えてください

A:サーロイン  B:ヒレ  C:ロース

正解)B:ヒレ > C:ロース > A:サーロイン

*お肉は赤いほど良いです。

お肉の赤い部分に含まれる栄養素には、鉄・たんぱく質・ビタミンB・ビタミンA・ビタミンD・亜鉛・カルシウム・カリウム・ナトリウムなどがあります。

レバーは鉄分はもちろん、たんぱく質も豊富に含まれています。鉄が不足するとしみやくすみの原因になります。

ホルモンは赤身肉に比べ栄養価が低いけれど、たんぱく質は豊富に含まれています。赤いお肉をプラスして食べましょう。

お肉のなかでも牛肉は最強だということがわかりましたが、毎日同じものを食べるのもよくありません。

同じ食べ物ばかり食べると、食物アレルギーになる可能性もあります。

いろいろな赤い肉をまんべんなく食べることが大切です。

また、赤身の魚で一番のおすすめはカツオです。

たんぱく質とビタミンB1は、牛肉よりも含有量が多いです。さらにかつお節になると、すべての栄養素が3~5倍にもなります。

肉だけ、魚だけでなく、バランスよく食べることが大切です。

正しいスキンケア方法

毎日のスキンケアでやっている方法には間違いがあります。

・パッティング

・化粧をこすり洗い

・顔のマッサージ

これらは、実はやってはいけないのです。

こする・さわるなどは、顔の触りすぎで、お肌をいじめているのと一緒です。

マッサージして顔をひっぱると肌がゴムのように伸び、摩擦はしみ・しわの原因になってしまいます。

先生の場合、化粧落としには椿油を使っているそうです。椿油は化粧を浮かびあがらせるので、こすらずにタオルで上から抑えてふき取るだけです。

ぜひ参考にしてみてください。

柴先生の著書はこちら

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