【あさイチ】チョコレートを食べるだけ!?特別な運動なし!?お手軽に賢く代謝を上げ方法

2018年11月28日(水)の「あさイチ」で、「代謝の“下り坂”にストップ! 賢く代謝を上げるには?」が放送されました。

年齢を重ねると急激に下がり始める代謝の効率。すると体に過剰な脂肪が蓄積され、高血圧や動脈硬化などを引き起こしやすく深刻な病気になるリスクが高まってしまいます。

そこで、お手軽な肝臓ケアの方法や、日々の何気ない動きを代謝アップにつなげる体操についてご紹介します。

代謝とは?
代謝とは身体の中で起こる化学反応のようなもの。
代謝の働きは、基礎代謝」「活動代謝」の大きく2つに分けられます。
基礎代謝:生命を維持するために内臓を動かしたり、体温を保ったりと、勝手にカロリーを消費するもの。
活動代謝:運動をしたりするときにカロリーを消費するもの。
1日に消費するカロリーの割合は、「基礎代謝」60%、「活動代謝」30%です。
しかし、ラクして痩せるためにはただ単に基礎代謝を上げるだけではいいというものではありません。
脂肪の消費カロリーは、筋肉の3分の1です。
目指すのは基礎代謝の効率のいい体です。
脂肪は代謝の効率を下げてしまいます。
効率が悪化すると、さらに脂肪がつきやすくなり、するとまた効率が悪化するという悪循環に陥ってしまいます。
●基礎代謝5大部位
1位 筋肉  22%
2位 肝臓  21%
3位 脳   20%
4位 心臓  9%
5位 腎臓  8%
筋肉量は1kg増加しても、基礎代謝は13kcalしか増えません。これはごはん一口分以下です。
一方、筋肉以外は鍛えたりすることが難しいため基礎代謝は上げにくい。そのため下げないことが大事で、肝臓を健康に保つことが要となります。
チョコレートで肝臓ケア
肝臓では代謝に必要な物質を500種類以上作り出しています。
しかし飲酒やストレスなどで肝機能の異常が診断された人は25年間で2倍近くに増加しています(厚生労働省調べ)。
そこで、肝臓ケアの最大のポイントはゆっくり噛み、糖の吸収をゆっくりにすることです。
必要以上に送られた糖質は中性脂肪として肝臓に蓄えられ、代謝に必要な物質が作りにくくなってしいます。
お気に入りの箸置きを使ってこまめに箸を置き、ゆっくりご飯を食べるようにすることをおすすめしているけれど、実践できている人はなかなか少ないといます。
そこで、もっとお手軽な肝臓ケアとしてチョコレートを食べるという方法を紹介します。

チョコレートのポリフェノール

チョコレートに含まれるポリフェノールには肝機能を高める働きがあります。

●ポリフェノール量100gあたり

・紅茶     100㎎

・赤ワイン   180㎎

・チョコレート 2540㎎

*チョコレートはカカオ72%のもの。
紅茶や赤ワインに比べるとチョコレートには、はるかに多くのポリフェノールが含まれています。

このポリフェノールには弱った肝臓の機能を高める働きがあります。
ポリフェノールには抗酸化作用があるため肝臓を活性酸素から守ってくれるのです。

高カカオチョコレート

誰もが続けられるというチョコレートを食べるという方法。

チョコレートはなんでもいいわけではなく、カカオが70%以上のものを食べましょう。高カカオチョコレートには、ポリフェノール、食物繊維、電解質が多く含まれます。

●1日どのくらい食べたらいい?

チョコレートの量は1日25gです。
チョコレートひとかけらが5g前後なので5個程度食べましょう。

●いつ食べればいい?

食べるタイミングは3食の食事前と午前・午後の間食として、合計5回に分けるのがおすすめです。

チョコレートには食物繊維が多く含まれているので、食事前に食べることで食物の吸収を抑える効果があります。

実際に患者さんに高カカオチョコレートを毎日食べ続けてもらうと、ほとんどの患者で善玉コレステロールが増加し、悪玉コレステロールは減少しました。

活動代謝アップのコツ

活動代謝は自分の意識で上げることが可能です。

活動代謝のうち90%は特別な運動ではなく日常の動きです。軽めの運動を何度も行うことが大切です。

効果テキメン代謝アップ体操

生活に一工夫加えるだけでより代謝に効くという「効果テキメン代謝アップ体操」を教えてくれるのは、東海大学医学部客員教授で健康運動指導士の黒田恵美子先生です。

かかとの上げ下ろし体操

①足をそろえて、肛門の辺りの筋肉をぎゅっと寄せるようにします。
②そのままの状態で踵の上げ下ろしを行います。

*お尻をしめて大臀筋と内転筋を使うのがポイントです。

お尻ともものあたりや内側の内転筋はO脚になると緩んできます。

人前にいる時や電車に乗ってつり革につかまっているときなどにお尻をきっとしめてあげることで、これだけでも小さな活動代謝というのは増やしていけます。

先生は信号待ちやレジで待って立っている時などにこの姿勢をやっているそうです。歯磨きのときも有効です。

立ち方

①イスに座ります。

②背筋を伸ばし、股関節から上体を倒して前傾になります。

*背中がまっすぐになっている姿勢をすることがポイントです。

③頭を下げたままお尻を上げます。

④身体を起こします。

座り方

①足の付け根から背筋を伸ばしたまま前傾になります。

②膝を曲げて、お尻を後ろに突き出すようにして座ります。

*座る直前に、粘ってから座ることによってさらに基礎代謝アップに効果があります。

*フーっと息を吐きながら行います。

座ったままできる体操

①イスに深めに腰掛けます。

②足をぶらぶらさせます。

③負荷をかけるには手もぶらぶらさせます。

④手足をぶらぶらさせながら、手を上に上げます。

疲れたらやめるなど、無理しない程度にすることが長く続くコツです。

チョコレートもこまめに取り入れながら、代謝アップを目指しましょう。

0
スポンサーリンク
レクタングル




レクタングル




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル