【ジョブチューン】医師が選んだ!体に良い三大油〔オリーブオイル・ゴマ油・亜麻仁油〕

2018年11月24日(土)の「ジョブチューン~アノ職業の秘密ぶっちゃけます」で、『医師が選んだ!体に良い三大油』が放送されました。

健康や美容効果が得られると話題の「油」ですが、その種類はさまざま。そんな油の中でも、医者が特に体に良いと選んだ3つの「油」の効果・効能を紹介します。

オリーブオイル
オリーブオイルは、オリーブの実を生のまま絞った油です。
動脈硬化の予防血糖値スパイクの抑制に効果があると言われています。

動脈硬化予防

オリーブオイルに含まれるオレイン酸が悪玉コレステロールの上昇を抑え、ポリフェノールが悪玉コレステロールの酸化を防ぐため、動脈硬化予防に効果的です。
特にエクストラバージンオリーブオイルは、ポリフェノール類を多く含みます。

●動脈硬化予防に効果的なオリーブオイルの摂り方

摂りすぎると肥満につながるので、1日に大さじ2杯が適量です。

摂り方は、今使っている油をオリーブオイルに代えること。

オリーブオイルは熱に強く、炒め物・揚げ物に適しています。

血糖値スパイクの抑制

オリーブオイルの入った食べ物を食べると、胃からの排出時間が遅くなります。そのため、糖の吸収が遅くなり、血糖値スパイクを抑えられます。

オリーブの生産地である小豆島の家庭での定番メニューは炊き込みごはんです。

●オリーブの実とオリーブオイルの炊き込みごはん

<作り方>

①お米と少なめの水を張る

②塩漬けオリーブ・きのこなど、お好みの具材を入れる

③刻みニンニク・しょうゆで味つけをする

④オリーブオイルを入れて炊く

*白米だけよりオリーブオイルを加えると、糖分の吸収は緩やかになります。

そのほか、納豆にかけたりしても効果的です。

 

ゴマ油
ゴマ油には肝臓のはたらきを良くしてくれる効果があります。
肝機能が衰えると、大腸がんや乳がんのリスクが2倍にもなります。
ストレスや不規則な生活習慣・偏った食生活によって活性酸素が増えすぎると、肝臓の正常な細胞まで傷つけてしまいます。すると肝臓が硬くなり肝硬変に、さらに悪化すると肝臓がんになる可能性もあります。

肝臓の働きを良くするセサミン

ゴマ油に含まれるセサミンには抗酸化作用があり、活性酸素が必要以上に発生するのを抑えてくれる働きがあります。

1日に大さじ1杯摂るのがおすすめです。
また、セサミンには肝臓でアルコールの分解を助けてくれる働きがあります。お酒を飲む前にゴマ油を摂っておくと、ゴマ油が胃の表面を覆ってアルコールの吸収を穏やかにしてくれます。さらに二日酔いの早い改善にも効果があります。
ビタミンEとセサミンを組み合わせると抗酸化作用がさらにアップします。
●かぼちゃのゴマ油炒め
<材料>(2人前)
・ゴマ油  大さじ1
・かぼちゃ 100g
・豆板醤  小さじ半分
・みりん  大さじ1
・砂糖   小さじ1
・塩コショウ 少々
<作り方>
①フライパンにごま油を入れ、薄切りにしたかぼちゃを炒める
②豆板醤・みりん・砂糖・塩コショウをからめる

亜麻仁油
健康や美容にいい油として今大注目の亜麻仁油には、高血圧の予防・改善に効果があります。

高血圧予防・改善

亜麻仁油に豊富に含まれるα‐リノレン酸が血管が硬くなるのを防ぐ効果があります。

α‐リノレン酸は体内に入るとEPA・DHAという成分に変わり、血管が硬くなるのを防いでくれるのです。

α‐リノレン酸は、菜種油・コーン油・オリーブオイル・ゴマ油に含まれていますが、亜麻仁油はダントツで多く、菜種油の約7.5倍も含まれています。

1日に必要なEPA・DHAの量は約2g。EPA・DHAは青魚にも多く含まれていますが、青魚で摂るにはサンマだと半身いわしだと2尾必要になります。しかし、亜麻仁油だと小さじ1杯で摂れてしまいます。

●効果的な摂り方

亜麻仁油は加熱すると酸化して味が悪化し、α‐リノレン酸が損なわれるため、加熱料理には適しません。そのため、料理に直接かけて食べるのが効果的です。

*****

▼近年大ブームの油についての人気書籍はこちら。

健康と美容にいい油は毎日少しずつ取り入れましょう。


0
スポンサーリンク
レクタングル




レクタングル




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル