同期の子がクビになりそうな気配。出勤状態や仕事さばきだけでなく、心構えなども上司の思うところではないみたい。いなくなるとその分、こちらに負担がくるのは考えなくてもわかること。

逆に私は上司にはやけに気に入られているし、なぜか認められている。他のことも考えられないし、生活するためには、踏ん張るしか、今は道がないのかも。

あやうい状況ですら、すべてが人ごとに思えてしまい、危機感がないのはなぜだろう。

とはいえ、職場にいるときは落ち着いているけど、家に帰ると動悸がしたり、熟睡できなかったりと、心は落ち着かなくなる。あれやこれやと自分のやっていることが気になり、急に不安に陥ったり。安定した気持ちが続くようになりたい。

昨夜はジアゼパムをのんでも動悸がおさまらず、起きられるのか、昼間にぼーっとしてしまわないか心配になりながらも、３時くらいにミルタザピン15mgを半分飲んで寝た。

ストンと寝れたものの、６時前には目覚めた。起き抜けはふらふらしたけれど、緊張感とバタバタから、昼間もなんとか切り抜けた。

同期がミスを何度も繰り返したおかげでピリピリ感も漂っていたけど、ぼんやりしていた分、かえって何も考えることなく、雑音も耳に残らずに済んだ。

さらに、早口でまくしたてる上司の言葉も必要そうなところだけ聞いて、あとは耳に入ってこないという技も身につけてきたよう。達観してきたのか。

その他のお姉さま方とは日ごとに仲良くなり、ただすれ違うだけの短時間でも笑いあえるようにもなった。

不安なことや恐怖感もまだ抜けることはないけど、こんなにぼんやりしても大丈夫ということは、あまり気にしすぎないでいいということなのかな。

仕事仲間と、ストレスというか愚痴を話したら、もちろんみんなもいろいろ抱えているようで、なんだか私は考えすぎ、まじめにやりすぎ、弱気すぎなのではないかと思った。

HSPだからだろうか。

強気な人の話し方も、その人のクセだと思えばいいとカラッと話すのを聞いて、ああそうか、怒られてると思いすぎてるのかと、ちょっと引いた目でみてもいいんだと気がついた。

いろんなことにセンシティブになりすぎてしまっているのかも。

つい２週間ほど前に勉強したことが、現実ではリンクできていない。

もっと勉強が必要だな。

HSPの講習会に思い立って行ってきた。

緊張するだろうと薬をもちろん携帯して行ったけれど、全く必要もなく、１日があっという間に過ぎた。

本で読むだけではわからないエクササイズをはじめ、学び多き時間を過ごすことができた。なにより、とても印象的な先生と、素晴らしい仲間たちと出会うのとができたのが最高。懇親会も参加し、先生のお手伝いができないかと、まるで面接かのような売り込みをちゃっかりして帰ってきた。

何かやりたいと思えたのも、ほんとに久しぶり。迷ったときには、思い切って外に出ることの大切さも確認できた。

少しずつでも、変わっていけるように。

ずっと避けていたのに、しょうがなく会議に行くことになった。すると、嫌なヤツの後ろ姿が視野に入った。抑えていた気持ちが高ぶり、吐き気が。すぐに知っている人の顔を見ることができたからちょっとセーフだったけど、もう感情が止まらなくなって、泣き出しそうになった。正確には、やっぱり帰ると決めて振り返って涙がこぼれた。

相手は何事もなかったかのように話しかけてきたりする。ほんとに何にもわかっていないようだ。こういう人を「非繊細さん」と呼ぶんだろうな。

つい最近、偶然に知ることになったHSP。自分はまさにこんな性格なのかもしれない。これから勉強することにする。