京都・伏見稲荷大社で全身にパワーを浴びる。

「元気がほしいなぁ。それならばパワースポットへ行こう!」と京都市伏見区にある「伏見稲荷大社」へ。すごい単純だなぁと自分で思いながらも、何か吸収できるはずと強いヒラメキを信じて行ってきました。

金運だけじゃない!ご利益まとめてパワーに変える!

全国におよそ3万社ある「お稲荷さん」の総本社である「伏見稲荷大社」。どこまでも連なる朱色の鳥居がインスタ映え抜群で、今や外国人観光客でごった返す大人気観光スポットとして世界的に有名なのは誰もが知るところ。肝心のご利益はというと、五穀豊穣、商売繁盛、病気平癒、産業興隆、芸能上達、心願成就、学業成就など何から何まで網羅するほど盛りだくさん。さらに稲荷山全体がご神体のため、広大な敷地すべてがパワースポットという最強っぷり。ここにご紹介するのはほんの一部。多数点在する鳥居や社のスーパーパワーまで、ほしいものすべて吸収しましょう。

エネルギーとパワーを全身に「千本鳥居」

1万本以上ある千本鳥居の神聖な朱色は、魔力に対抗できる色との由来あり。鳥居の隙間から射しこむ光がその朱色をさらに煌めかせ、別世界へと迷い込んだような感覚に。鳥居を「通る」ことは「願いを通す(通る)」。歩いているだけで体の隅々まで力がみなぎってくるのがわかります。

お願い、叶えて!「おもかる石」

2つの石灯篭に乗っている空輪と呼ばれる「宝珠」。願いごとをしてから持ち上げ、自分の予想より「軽い」と感じれば願いが叶い、「重い」と感じたら願いは叶わないと言われています。

ここぞという一発勝負に「熊鷹社」

古代の貴族の守護神と言われる、商売繁盛と勝負事の神様。伏見稲荷の中でもダントツのスピリチュアルなパワーが感じられます。値上がりを祈願「奇妙大明神」持ち上がった根元が二つに分かれている松の木。この股をくぐると商売繁盛、腰痛、肩こり、神経痛に効果ありと言われています。投資家の中では「根(値)が上がる」値上がり松として崇拝されている方も多いとか。(現在はくぐることは禁止)

願いごとはいつ叶う?「こだまの池」

池に向かって拍手をして、そのこだまの音の近さで願いごとが早く叶うかどうかが占えます。反響する方角に失くしものや失踪者が見つかるとも。

先見の明を授かる「眼力社」

視力回復や眼の病が良くなるという、眼力大神をお祀りする社。先見の明を授かるということで、経営者の方も多く来られるとのこと。

稲荷山の最高峰「上之社神蹟」

223メートルの低さとはいえ、長い階段を一歩ずつ踏みしめてきた山頂は、爽快感と達成感で思わず嬉しくなってしまいます。人の調和を司る神様・オオイヤノメ大神がお祀りされる社で、金運、商売繁盛はもちろん、人とのつながり大切に祈りましょう。

伏見稲荷の御朱印は3つ!見逃さないで。

御朱印をもらえる場所は3か所。通り過ぎると戻りにくい距離なので、事前に場所と時間は要チェック。御朱印帳は参道のお土産屋さんや祈祷受付所にも置いているけれど、こだわる方はあらかじめ用意して持って行くのがベスト。

●本殿横の祈祷受付所御朱印のほか、ご祈祷の受付やおみくじ・お守りの販売も。

●奥社奉拝所千本鳥居を抜けたところ。おもかる石付近。ここだけあらかじめ御朱印が書かれた用紙が配られます。

●御膳谷奉拝所233メートルの山頂付近。ここまでの道のりとこれからを祈願してありがたく頂戴します。

*初穂料はいずれも300円。8時半〜16時半頃(御膳谷奉拝所のみ9時〜16時頃)

●大社まっぷ道中にあるこの地図を見るたび「縮尺間違ってない?今どこよ?」と起伏のありすぎる山道に心が折れかけましたが、山頂に着いた時にはなんとも言えない達成感で、来てよかった〜と心から思えました。もちろん帰ってきた今でもいただいたパワーとエネルギーで満ちています。さすが。ちなみにのんびり1周するのに2時間ほどかかったでしょうか。下山する頃には膝がガクガクで息もゼーハー。その後も3日ほど筋肉痛が待ち受けるというお土産つき。稲荷山パワーがほしい方は歩きやすい靴でぜひ。言うに及ばず足を運ぶ価値ありです。

アクセス

JR奈良線 稲荷駅下車 徒歩すぐ

京阪本線 伏見稲荷駅下車 徒歩5分

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