京都・東福寺 アートな庭園と新緑を眺めて心をリセット。

「疲れているのか、なんだか心が荒んできたなぁ…」

そんな気がしたら、京都・東福寺へ。紅葉の名所として人気の東福寺は新緑の季節も格別。疲れた日には時計を外して、本来の自分を取り戻しに出かけましょう。

「東福寺三名橋」から望む絶景に五感を解放!

東西に流れる洗玉澗と呼ばれる渓谷には、「通天橋」「臥雲橋」「偃月橋」の3つの橋が架けられています。「通天橋」は本堂と開山堂をつなぐ橋で、そもそもは僧侶が渓谷に下りることなく行き来できるようにと架けられたもの。桜は人が集まりすぎて修行の妨げになるからと、代わりに紅葉と楓が植えられたのは室町時代のころ。長い歴史とともに渓谷を包み広がる眺望は圧巻です。みずみずしい新緑はエネルギーに満ち溢れ、小さな悩みも吹っ飛んで清々しい気持ちになります。

アートなお庭をまっすぐ見つめて心をシンプルに

方丈を囲むように東庭・西庭・南庭・北庭が配された「本坊庭園」は、力強い巨石と渦巻く砂紋で八つの海を現した見事な枯山水。複雑でありながらも整然とした佇まいは、見る者の心をいつしか整えてくれます。廊下に座って何時間も見つめている人も。

ウマスギゴケと四角い敷石の市松模様が斬新な「北庭」。手前から奥に向かって消えていく造形、取り囲むサツキの丸刈りとの調和は、まるでアートを鑑賞しているよう。

「庭を眺める」ただそれだけで、乱れた心がすっと整い、精神を集中させることができます。心が軽くなることは、ラクになること。「禅」の世界へ一歩近づいた気がします。

新緑のシーズンは比較的空いているので、静かな時間を心ゆくまで楽しめます。心が疲れたときにはぜひ訪れたいところです。

アクセス・参拝時間

〔アクセス〕

JR東福寺・京阪東福寺より約徒歩10分

*伏見稲荷大社から1.6㎞ほど。電車で1駅、徒歩でも行けます。

〔拝観時間〕

4~10月末まで 9時~16時(受付終了16時)

11~12月初旬まで 8時半~16時(受付終了16時)

12月初旬~3月末 9時~15時30分(受付終了15時30分)

〔拝観料金〕

通天橋・開山堂/一般400円、小中学生300円

本坊庭園/一般400円、小中学生300円

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