京都・常寂光寺&野宮神社 縁結びパワースポットめぐり。

決まった毎日に閉塞感を感じていると感じたら、京都・嵐山を散策してみてはいかがでしょうか。

自然と溶け込む塀のない神社で、心を解き放つ。

1596年に開創され常寂光寺は、京都嵯峨野の小倉山の中腹にあり常に楓などによって光が寂しい風情からこの寺号がついたと言われます。境内には百人一首の編纂者、藤原定家の時雨亭があったといわれています。敷地内には塀がひとつもなく、周囲の自然と見事に調和した世界が広がります。まわりを排除する、遮るという概念を一切なくせば、こんなに美しい世界が広がるのかと目を疑うほどです。

仁王門は、本圀寺客殿の南門として建てられたものを江戸時代の初期に移築されたもの。目と足腰に御利益があるとされ、大きなわらじが吊るされています。

「多宝塔」は造形的にも美しいと評価が高く、重要文化財に指定されています。江戸初期の頃の建立ではないかと言われています。

多宝塔から少し上がると、京都市内を一望できます。

妙見大菩薩をお祀りする妙見堂。妙見大菩薩とは北極星または北斗星を象徴した菩薩様で、開運・厄除けのご利益がある仏様とされています。

敷地内には石段や石畳が配され、苔と青もみじにどこまでも包まれます。

常寂光寺を含む嵐山一帯は小倉百人一首発祥の地。いにしえの歌人たちが詠みあげた歌の数々に思いをはせながら、自然の息吹を感じてみてはいかがでしょうか。ささくれだった心もきっと癒されるはずです。

常寂光寺 アクセス・参拝時間

〔アクセス〕

JR山陰線本線(嵯峨野線)嵯峨嵐山駅下車 徒歩15分
京福嵐山本線嵐山駅下車 徒歩20分

〔拝観時間〕

午前9時〜午後5時(午後4時30分受付終了)

〔拝観料〕

大人400円

縁結びだけじゃない!野宮神社でご利益を拝受。

源氏物語にも登場する野宮神社は、言わずと知れた縁結びで有名な神社です。しかしそれだけではく、本殿左に「財運」「芸能上達」の白峰弁財天、その前は「良縁・結婚」「進学」の神様・野宮大黒天。さらに奥へ進むと「子宝安産」「商売繁盛」の白福稲荷大明神、またその横には「交通安全」「財運向上」の大山弁財天も鎮座されています。

本殿左側に神石ある(亀石)。祈りを込めてなでると、1年以内に願いごとが叶うと言われています。

ここでは縁結びだけではなく縁切りもお祈りすることができます。清浄祈願といって、悪い縁を断ち切るために清めたい事項を祈願用紙に記入し、水にコインを乗せてお祈りします。祈願が成就すれば書かれた文字が消えるそうです。悪縁を断ち切って、清らかな心で良縁を呼び込みましょう。

野宮神社 アクセス・参拝時間

〔アクセス〕

JR山陰線本線(嵯峨野線)嵯峨嵐山駅下車 徒歩10分

京福嵐山本線嵐山駅下車 徒歩10分

阪急電車嵐山駅下車 徒歩15分

〔拝観時間〕

9時~17時

〔拝観料〕

無料

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