毎日1パックの納豆で便秘解消!美容と健康にも効果を発揮

納豆の生産量・購入額ともに全国第一位の茨城県。なんと便秘ランキングでも優秀県第一位なんだそうです。便秘予防のポイントはもちろん納豆菌。その実力を確かめるべく、改めて納豆の便秘解消に効く成分について調べてみました。

納豆が便秘に効く理由

便秘解消に必要な食材に、食物繊維、発酵食品、オリゴ糖があげられます。実は納豆にはこのすべてが含まれているんです。

2種類の食物繊維

納豆には食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維には、便を柔らかくする水溶性食物繊維と、便のかさを増して腸のぜん動運動を促す不溶性食物繊維がありますが、納豆にはこの2種類の食物繊維がバランスよく含まれています。なかでも不溶性食物繊維のヘミセルロースという成分が腸内で水分を含んでカサを増やし、ぜん動運動を活性化させて排便をスムーズにしてくれます。

納豆1パック(50g)あたりの食物繊維は3.0g。45gのゴボウ(1/4本程度)に含まれる食物繊維は2.7gなので、その豊富さがわかります。

生きたまま腸に届く納豆菌

納豆菌は熱にも胃酸にも強く、生きたまま腸に届きます。腸内環境を善玉菌が増えやすい弱酸性にして、腸内環境を整えるサポートをしてくれます。また消化を助ける働きもあります。

善玉菌のエサとなるオリゴ糖

納豆には大豆オリゴ糖が含まれています。オリゴ糖は腸内にいる善玉菌の大好物。大腸で善玉菌のエサとなって増殖し、腸内環境を整えてくれます。また腸内の不要なものを外に排出してくれる働きもあります。

悪玉菌を抑えるリノール酸

オリーブオイルにも含まれるリノール酸。便秘の原因となる悪玉菌の増加を抑える働きがあるので、善玉菌が優位な環境を作るサポートをしてくれます。



いつ、どれくらいの量を食べる?

納豆は1日に1パック(50g)を食べると良いそうです。納豆菌は腸に棲みつくことができないので、できるだけ毎日摂取しましょう。

ナットウキナーゼは血管内にある血栓を溶かす効果があります。食べてから4~8時間後に効果をもたらします。寝ている間は血栓ができやすいので、寝る前に食べることで血栓を予防できます。

ただし、食べ過ぎると逆効果です。消化しきれなかったタンパク質は悪玉菌のエサとあり増殖します。悪玉菌は腸内環境を悪化させ、有害なガスなどの老廃物を作り出します。多くても1日2パックまでにしましょう。

その他の嬉しい効果

ダイエット効果

納豆に含まれる大豆サポニンには、腸内で栄養を吸収する絨毛を縮小させる働きがあり脂肪の吸収を抑えることができると言われています。血管に付着したコレステロールや中性脂肪を落として血流をよくする働きから、脂肪の吸収を抑えて、太りにくくしてくれる役割もあります。

また、ビタミンB2がエネルギー代謝を促進することで、ダイエットのサポートをしてくれます。

血管系の病気予防

納豆のネバネバ成分であるナットウキナーゼには、血栓を溶かして血液をサラサラにする効果があるため、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などを防ぐ効果があります。また、免疫力を向上させる働きもあります。

コレステロール値の低下

ナットウキナーゼの働きによって血液がサラサラになるため、血中の悪玉コレステロールを低下させる効果があります。

美肌効果

レシチンビタミンB2には、肌の細胞を活性化させて細胞を若返らせる効果があります。また、ビタミンEが血行を良くし、栄養素を全身の細胞に行きわたらせ、老廃物を排泄してくれます。そのため、皮膚の老化を防ぎ、アンチエイジングの効果があると言われています。

記憶力の向上

納豆には「脳の栄養素」と呼ばれるレシチンも含んでいます。レシチンはリン酸と脂質が結合してできた栄養成分です。アセチルコリンという記憶に関係した神経伝達物質の生成を促す作用があるため、記憶力の向上や認知症の予防に効果があると言われています。

そのほかにもがん予防や老化防止、更年期障害、骨粗しょう症など、納豆にはまだまだたくさんの効果が期待できるようです。

スーパーやコンビニなどでも買うことができるうえに、パッケージされていていつでも手軽に食べることができるので、毎日の食生活に取り入れやすいですね。便秘解消にはもちろん、美容と健康にも役立ってくれそうですね。

毎日は食べられない、納豆が苦手という方には納豆菌の入ったサプリが便利です。

10パック分の納豆菌【そのもの納豆】



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