【サタデープラス】今知っておくべき睡眠のマル秘テクニック

2018年9月29日(土)放送の「サタデープラス」で、今知っておくべき睡眠のマル秘テクニックについて特集されました。

日本人の睡眠は世界一短い7時間22分と不眠大国です。さらに国民のおよそ半数に不眠症の疑いがあるとのこと。そこで睡眠を改善して15㎏も痩せた睡眠コンサルタントの友野なおさんが解説します。

睡眠の常識ウソ・ホント

Q:睡眠時間は1.5時間の倍数がいいはホント?

A:ウソ
サバンナ高橋さんは90分サイクルがいいと聞いてから実践するようにしているそうですが、これはウソです。
睡眠は、深い睡眠と浅い睡眠を繰り返して朝を迎えるリズムをたどりますが、そのサイクルにはかなり個人差があり、60~110分の間で変動します。朝方にかけて浅い睡眠が多く出現するので、どのタイミングでも起きやすくなっています。そのため90分サイクルにこだわらず、しっかりと適切な睡眠が確保できるスケジュールにする方が心身の健康に良いです。だいたい7時間ぐらいがいい(死亡率が低い)ということがわかっています。90分というのはざっくりとした平均で、指標に使われているだけです。
ちなみに、昼間2時間+夜5時間=1日トータル7時間という計算ではダメ。昼寝は1時間以上とってしまうと認知症発症のリスクが2倍に高まります。30分未満にしておきましょう。

Q:寒い時は重ね着して寝るのが良いのはホント?

A:ウソ
途中で目が覚めてしまう原因になるので重ね着せずに、布団で温度調節をしましょう。
司会の丸山君は寝汗をかくので、下にシャツを着ていて着替えるようにしているとのことですが、それ以上に、上に向かって重ねて着るのはもっと悪いです。夜中に温度調節をしたいなと感じた時に、布団だと無意識に布団をはいだりかけたりできますが、上着だと「起きて、脱ぐ」という行為をするために覚醒してしまうので、睡眠が分断されてしまいます。できればパジャマだけにして、掛布団で温度調整するようにしましょう。もし首元が寒ければ厚着をするのではなく、ネックウォーマーをするほうがベターです。

Q:お肌のためには午後10時~午前2時には寝るべきはホント?

A:ウソ
西川史子先生は自分が通った皮膚科で習ったと言われていますが、これもウソです。
成長ホルモンは寝入りの時間(時刻)とは無関係で、寝るタイミング(就寝のリズム)で分泌されるので、就寝後3時間ぐらいがお肌のシンデレラタイムです。かといっていつ寝てもいいのかというとそうではなく、他のホルモンのバランスや体温のリズムも考えると、理想は0時に就寝というのがスタンダードです。
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睡眠の常識も時代とともに変わってきていますね。最新の研究結果に基づいて、質の良い睡眠がとれるように心がけていきましょう。




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