靴下を重ね履きしないと指が冷たい。冬はしもやけになって靴が履けない。
冷え性の中でも特に足先の冷えで困っている人は多いのではないでしょうか。先端が冷えると、寝つきまで悪くなって、疲れが取れないまま長く引きずってしまいます。
手先や足先など、体の末端に行くにつれて血管も細くなり冷えやすくなります。日頃から身体を冷やさない心がけが大切です。
筋肉量を増やす
ウォーキングやヨガなどの有酸素運動をして、筋肉量を増やして血行をよくしましょう。また、ふだんから長めに歩いたり、階段を使うなどして、脚の筋肉を積極的に動かすようにしましょう。
簡単ストレッチ
●ぶらぶら運動
椅子に座っている状態で、足の力を抜きブラブラさせて血流を良くします。
●つま先立ち
つま先立ちをして、かかとを上げたり下げたりします。ふくらはぎは血液を流すポンプの役目をしてくれます。
●グーパー運動
足の指を「グーパー」と、曲げたり、ひらいたりします。足先の筋肉を使うことであたたまり、血行を良くします。
からだをあたためる食事
じゃがいも、ショウガ、大根など、寒い地域や季節に採れるものや、地中に育つもの、塩辛さを感じる調味料など、身体をあたためる「陽性」の食べ物を積極的に摂るようにしましょう。
冷たいものを控える
体温より温度の低いものを飲んだり食べたりすると、体内の熱が奪われて冷えてしまいます。しょうが湯や黒豆茶など、身体をあたためるものを飲むようにしましょう。
冷えない服装
ぴったりした服や、締めつけのきつい下着は血行が悪くなってしまいます。また、ストッキングや靴下も重ねて履くことで血流が妨げられます。また、ミニスカートなど露出の多い服装は冷えをまねいてしまいます。ゆるめのあたたかい服装をしましょう。
湯船に浸かる
シャワーで済ませるのではなく、38~40度程度のお湯に20分~30分程度入って、身体の芯まで温まりましょう。
足湯
靴下はゆるめのもの
寝ているときに足裏からは大量の汗が出るので、靴下を履くと熱が逃げずに逆に足を冷やしてしまいます。足が冷たいときにはレッグウォーマーなどのつま先のあいたものや、遠赤外線のもの、圧迫感のないゆるめのものであたためるようにしましょう。
いつまでも冷えを我慢し続けていては、日常にも支障をきたしてしまいます。隙間の時間に足を動かしたり、あたたかいものを摂取したりしてみましょう。血行をよくすることが冷え性改善には一番です。
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