冷え性は食生活で改善できる!冷え性にいい食べ物・悪い食べ物

身体が冷たい。足が動かない。頭が痛い。睡眠がとれない。「冷え」は放っておくと思ってもみなかった心身の悪影響をたくさん引き起こしてしまいます。毎年のことだからとあきらめる前に、今の食生活をちょっと見直すだけでつらい冷えから解放です。

冷えにつながる、やってはいけない食生活

朝食を抜く

人間の体温が一番低くなるのは朝4時から8時の時間帯で、その後お昼にかけて徐々に上がっていきます。朝食を抜くとエネルギー不足となり、スムーズな活動ができません。体温を上昇させ、代謝を上げるために、朝食は重要な役割を担っています。

偏食が多い

インスタント食品が多い、野菜を食べない、炭水化物ばかり食べるなど、偏った食生活を続けると、栄養バランスが乱れてしまいます。体の代謝に必要な栄養が足りなくなると、冷えたり低体温になることもあります。極端な食事制限やダイエットも注意が必要です。

身体を冷やすものを食べる

夏が旬のものや、南国の食べ物は体を冷やす性質があります。また、冷たいアイスクリームアイスクリームやドリンクは内臓を冷やします。糖分も摂りすぎると、血行が悪くなり冷えを招いてしまいます。

体をあたためる食べ物と冷やす食べ物

食べ物は、体をあたためる「陽性」のものと、体を冷やす「陰性」のものに分けることができます。

陽性の食べ物

冷え性を改善する、身体をあたためる食べ物は、寒い地方で寒い季節に採れるものが多いのが特徴です。

<陽性の食べ物の特徴>

色が濃い(赤・黒・黄・橙色)

●味が濃い

●ナトリウム多い

●寒い、涼しい土地、季節で育つ

●硬くて水分が少ない

●地下でまっすぐ下へと伸びる

●熱を加えると硬くなる

●煮る時に時間がかかる

野菜類

ニンジン、かぼちゃ、ねぎ、ニラ、にんにく、らっきょう、たまねぎ、しょうが、とうがらしなど

肉・魚類

牛肉、鶏肉、羊肉、いわし、サンマ、鮭、えびなど

果物

もも、りんご、さくらんぼ、うめなど

調味料・香辛料

山椒、こしょう、わさび、鮭、酢、味噌など

飲み物

しょうが湯、黒豆茶、ほうじ茶、紅茶、ウーロン茶、赤ワイン、甘酒など

陰性の食べ物
あたたかい地方で、暑い季節に採れるものは、身体を冷やしてしまいます。そのまま食べずに茹でる、煮る、炒めるなど、調理する方がいいでしょう。
<陰性の食べ物の特徴>

●色が薄い(白・青・緑)

●味が薄い

●カリウム(塩分)が多い

●暑い、あたたかい土地、季節に育つ

●水分が多めでやわらかい

●地上に真っすぐ伸びる

●熱を加えると柔らかくなる

●早く煮える

野菜類

トマト、ナス、きゅうり、大根、白菜、もやし、セロリ、レタスなど

肉・魚類

馬肉、鴨肉、カキ、あわび、たこ、カニ、アサリ、シジミなど

果物

パイナップル、すいか、梨、柿、みかん、バナナ、メロン、マンゴーなど

調味料・香辛料

白砂糖、食塩、はちみつなど

飲み物

牛乳、ジュース、コーヒー、緑茶、清涼飲料水、ビールなど

ふだんの食卓を少し見直すだけで、身体をあたためることができます。冷え性から解放されたら、つらかった毎日が大きく変わるはずです。

 

食事が難しいときはサプリでビタミンEを補いましょう。ビタミンEは、血管と赤血球を柔軟にして血行を良くするお手伝いをしてくれます。

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