2018年11月17日(土)の「助けて!きわめびと」で、「老け顔解消トレーニング」が放送されました。人気企画のアンコール放送です。
「顔が老けるのは年のせい」と思っていませんか?
実は、年齢だけでなく、顔が老けて見えるのは、顔下半分が下がって間延びしてしまうことが原因なのです。
このことを教えてくれたのが、今回のきわめびと、歯科医師の是枝伸子(これえだ・のぶこ)さん。日々、歯の治療を行い、口元の悩みの相談を受けるなかで、顔の下半分にこだわった独自のトレーニング法を考案。
この“老け顔”解消トレーニングを続ければ、年とともに衰えた顔の筋肉が鍛えられ、顔の下半分が引き上がり、若々しい顔が取り戻せるのです。
1)「年のせい…」と諦めない
2)眠れる筋肉を呼び覚ませ!
3)首のしわの真犯人を突き止めろ!
若々しい顔の比率は、眉頭から鼻の下までの長さを1としたときに、鼻の下からあごまでの下半分の長さが、0.85~0.95。
一方、“老け顔”は、下半分の長さが、1.1~1.2と間延びしています。“老け顔”解消トレーニングは、この顔の下半分の比率を下げる運動なのです 。
モダイオラスほぐし
口角の横に、顔の筋肉が集まる「モダイオラス(口角結節)」と呼ばれる場所があります。
口の中に指を入れ、モダイオラスをつかんでほぐしてあげると、凝り固まった顔の筋肉が動きやすくなり、顔をひきあげる筋肉もその本来の力を取り戻すのです。
1回30秒ほど。1日2回が目安。強くしすぎないように注意しましょう。
あ・い・う運動
顔の筋肉をほぐしたら、「あ・い・う運動」で顔の筋肉を鍛えましょう。
頬に添えた指をバーベルに見立てて、顔の筋肉で持ち上げます。
「あ」「い」「う」それぞれの運動を1日10回、1か月ほど続ければ、顔の下半分が引き上がり、若々しい顔の比率に近づきます。
「あ運動」
目尻の下に指を添え、添えた指を頬で持ち上げるように、「あ~」と言いながら、筋肉を引き上げましょう。
*口角のあたりからこめかみに向かう「大頬骨筋(だいきょうこつきん)」を意識して、上の前歯が8本以上見えるように。眉間にしわが寄らないように気をつけましょう。
「い運動」
黒目の下に指を添え、頬の真ん中を引き上げるように「い~」と言いながら、上唇を上げましょう。
*上唇のあたりからこめかみに伸びる「小頬骨筋(しょうきょうこつきん)」を意識して、上の前歯が6本以上見えるように。眉間にしわが寄らないように気をつけましょう。
「う運動」
人差し指を小鼻の脇に添え、小鼻の横を縦に伸びる「上唇挙筋(じょうしんきょきん)」を意識して、「う~」と言いながら、上下の唇を前に突き出し、添えた指を頬で持ち上げましょう。
*眉間にしわがよらないように気をつけましょう。
首のしわ解消には、首・胸の筋肉を鍛えよう!
首のしわを取るには、首だけでなく胸からのアプローチがポイントです。
「斜角筋伸ばし」
首の斜め前にある「斜角筋(しゃかくきん)」を縦に伸ばす運動。
1)いすに腰掛けて、片方の腕を曲げ、手の甲を腰につけます。
このとき、肩を上げないように注意。
2)曲げた腕と反対の方向に首を斜めに傾けて前後させ、痛気持ちいいところで3秒ストップ。
*左右それぞれ10回。大きな円を描くようにして首を動かすと、より効果的。
「小胸筋伸ばし」
胸のあたりにある「小胸筋(しょうきょうきん)」を伸ばす運動。
1)いすに腰掛け、ひじを90度に曲げて、軽く手を握ります。
2)ひじをゆっくり真後ろに引き、両腕をゆっくり広げて3秒キープ。
3)肩に力が入らないように注意して、小胸筋を伸ばします。
*呼吸は止めずに、自然なままで。これを10回行いましょう。
“老け顔”に悩むあなた。それは、年のせいばかりではありません。筋肉を動かして、若々しい顔を取り戻しましょう!
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