2019年1月9日(水)の「ソレダメ! 〜あなたの常識は非常識!?〜」で、「スーパー健康食材ごぼうの新常識」が放送されました。
冬が旬のごぼうには2つの健康パワーがあります。それは腸内環境を改善する食物繊維と、老化防止に期待できるポリフェノール。このスーパー食材ごぼうの健康パワーを逃さずにまるごと摂れる調理法をご紹介します。

食物繊維で腸内環境を改善!
ごぼうの繊維量は野菜の中でもトップクラス!
しかも、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよく持つため、腸内環境を整え、便秘予防などにより期待できます。
ポリフェノールで老化防止!
ごぼうのポリフェノールは抗酸化力が強く、老化防止のほか、生活習慣病の予防や美白効果にも期待ができます。
<ごぼうの保存法>
ごぼうは乾燥に弱いので、新聞紙で包んで冷蔵庫で保存しましょう。
ごぼうの皮にはたくさんのポリフェノールが含まれています。
そのため、ポリフェノールを逃さないようにしましょう。
●ポリフェノールを逃さないポイント
①ごぼうはスポンジで回しながら洗う
*なるべく傷つかないように、スポンジでやさしく洗います。
②ごぼうを刻む前に電子レンジで(30秒)チンする
*電子レンジで加熱すると、ポリフェノールを壊す酵素が働かなくなります。さらに温めることで切りやすくなります。
③ごぼうは水にさらさず調理
*アクに見える茶色い濁りはポリフェノールです。水にさらさずそのまま調理します。
きんぴらごぼう
①フライパンに材料を入れてから火をつける
*ごぼうは温度が低い状態から炒めるとシャキシャキ感が残ります。
②砂糖・しょうゆを適量加えて炒める
*炒めすぎないようにするのがポイントです。
ごぼうのポタージュ
<材料>(2人分)
・ごぼう 200g
・たまねぎ 100g
・長芋 45g
・コンソメ 小さじ1/2
・水 150㏄
・牛乳 150㏄
<作り方>
①ごぼうを輪切りにする
②たまねぎ・長芋と一緒にコンソメスープで煮込む
③②に牛乳を加え、ミキサーにかける
④③を鍋に入れ、塩・こしょう・バターで味を調える
*ミキサーにかけるときに、ごはんを入れるととろみとコクがアップします。
ごぼう茶
ごぼう茶にするとさらに抗酸化力がアップし、老化防止により期待ができます。
<作り方>
①ごぼうをピーラーで細く削る
②半日天日干ししたごぼうを10分ほど乾煎りする
③お湯を注いで飲む
ごぼう茶の茶柄ふりかけ
飲んだあとのごぼう茶の茶柄を利用します。
<作り方>
①フライパンにごま油をひき、茶柄を入れる
②めんつゆを加え、水分が飛ぶくらい軽く炒める
③白ごまと一味を少々加える
ごはんにかけていただきます。
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