【あさイチ】蒸気のチカラで肌荒れ・冷え性・便秘が改善&驚きの入浴スキンケア

2018年10月22日(月)放送の「あさイチ」で、「蒸気のチカラで肌荒れ・冷え性・便秘が改善&驚きの入浴スキンケア」が紹介されました。

蒸気のチカラで極上のリラックス法
あたたかい蒸しタオルから出る蒸気は疲れを癒してくれます。
やり方は、目元に蒸しタオルをあてて、10分程度あたためます。一番リラックスできる温度は40℃です。
目元があたたかくなるのはもちろん、手の温度もあたたかくなります。
特に目元や首元はあたたかさを感じやすいポイント。ここを蒸気であたためると脳が心地よいと感じ、神経の働きで手足の血管が広がり、体温が上がることが研究で明らかになっています。
そのほかにも、蒸しタオルのリラックス効果で、疲れが取れてまぶたが大きく開くようになるので、目が大きくなります。
また、目のピント調節力が回復したり、ドライアイの改善、寝る前に使うことで熟睡につながったりします。
人の皮膚に見立てた素材を使って、蒸気の熱と乾いた熱がどのように伝わるかを調べたところ、蒸気ありの方が、広い範囲で熱が伝わりあたたまるという結果になりました。
乾いた熱に比べて、蒸気を使った熱は約30倍も伝達する能力が高くなるのです。
蒸気は肌にまんべんなくくっついて熱を伝えるため、身体の内側まで効率的にあたためることができます。
たとえば、床屋さんや美容院で蒸しタオルを当てると、瞬間的に気持ちいいと感じるように、身も心も蒸気で満たされると、すごくいい生活ができます。
蒸しタオル活用法
人気ヘアメイクアップアーティストの山本浩未さん(54)は、毎朝水や洗顔料で顔を洗わず、蒸しタオルだけの生活をしています。肌のきめが整い、メイクのノリも良くなったそうです。
この洗顔を4年以上続けていると、乾燥している肌にも効果があり、リラックスでもありリフレッシュでもあり、いろんな意味でのいい効果があると言います。
<山本流 蒸しタオル洗顔>
●蒸しタオルの作り方
タオルはハンドタオルのサイズ。
タオルを半分に折り、くるくると巻いていきます。
お湯の温度は45~50℃。巻いたタオルの中心(芯の部分)に上下からかけ、お湯の重みがきたら軽く絞ります。水分を多めに残した方が、よりあたたかさが長持ちします。
●洗顔方法
タオルの目元にあたる部分を二重にします。目元にあたたかい蒸気がたっぷりあたって、気持ちよさも倍増します。
タオルが冷めたら、多めにお湯を使ってあたためなおし、もう一度顔をあたためます。
目元や毛穴の汚れが気になる小鼻は、蒸気であたためて汚れが落ちやすくなっているので、やさしくふき取ります。
仕上げのマッサージは、耳のまわりと首筋。耳のまわりを刺激したり、うなじから首筋をさすったりしていくと、さらに血行が良くなり顔のくすみが気にならなくなります。
<山本流 蒸しタオルでスキンケア>
●メイクを落とすときの工夫
①マスカラなどのポイントメイクを落とします。
②クレンジングを顔になじませます。
③クレンジングの上から蒸しタオルを乗せます。
④クレンジングはタオルの汚れていない部分でふき取り、もう一度あたためた蒸しタオルを乗せれば完了。
*ポイント
蒸しタオルをした後はすぐにスキンケアをしないと乾いてしまいます。そのため肌にオイルをつけておくとガードになり、オイルが素肌に吸収されるので潤いがアップします。
さらに入念なお手入れをするときは、パックの上からも蒸しタオルをすると、パックの美容効果が大幅にアップします。
これは、肌をあたためて温度が高くなればなるほど、化粧品の浸透率が高くなるからです。
お風呂の蒸気活用術
<お風呂に入るときのポイント>
●お風呂のお湯はシャワーで入れる
シャワーは蒸気をたくさん出してお風呂をあたためてくれます。これでヒートショックを予防できます。
●蒸気を吸うことを意識する
湯船に入ると水面から蒸気が上がっています。蒸気を吸うと鼻の粘膜が潤い、鼻水やタンがうまく出やすくなります。
花粉症やアレルギーの人はお風呂で鼻をかむのも効果的です。これは鼻に蒸気が十分に入ると、異物を除去する働きが高まるからです。お風呂に入れないときは、タオルをお湯で湿らせて鼻にあて、蒸気を吸うと同じ効果が得られます。
●入浴中に保湿をする
お風呂に入っている間は確かに肌は潤いますが、出るとすぐに乾燥するので、入浴中に保湿ケアをします。お風呂の中で化粧水やクリームを塗ります。
肌の水分量を調べてみると、入浴中は一時的に水分量は増えますが、お風呂から上がるとすぐに乾燥が進みます。
一方、お風呂で保湿をすると水分量は2倍になり、何もしなかったときに比べても1.5倍の水分量がキープされます。
お風呂の中は湿度が高いので、この状態で保湿をするとより効果的です。蒸気があるところで保湿をするのが大事です。
★驚きの裏技!
お風呂の中でをさします。
傘をさして顔にかぶるような形にすると、簡易的なミストサウナができます。
ミストサウナは、保温効果が高く、発汗量も通常の入浴の2倍以上とされています。
<保湿がうまく行われるお風呂の入り方>
お風呂に浸かるのは5~10分程度。入りすぎはよくないです。
長く浸かると保湿成分が溶け出てしまいます。出たり入ったりしたり、保湿成分を塗っていても、長く入りすぎることによって乾燥は進みます。
温度は38~40℃。温度が高すぎても乾燥につながります。ぬるすぎると感じるときは追い炊きします。
蒸しタオルで便秘解消
温罨法(おんあんぽう)=温めるケア
温罨法をするとおなかが動いてガスが出てきたり、お通じが改善されたりします。
便秘がつらいときに腰をしばらくあたためると、一か月の便通の回数がが4倍以上に増えた人もいます。
<家でもできる温罨法>
■用意するもの:洗面器・ゴム手袋・ゴミ袋・フェイスタオル・バスタオル
①70℃のお湯を準備します。
②お湯が熱いので、ゴム手袋を二重にはめます。
③フェイスタオルは三つ折りにして、お湯でぬらしてしっかりと絞ります。タオルが熱すぎないかは腕の内側につけて確認します。
④腰骨当たりをタオルであたためます。三つ折りにしたタオルを2枚、腰骨を中心にしっかりとあてるのがポイントです。
⑤さらに、ごみ袋でタオルを覆い、バスタオルを上からかけます。
腰の脊髄からおなかの動きを調節している自律神経出がています。ここをあたためることによって刺激が伝わり、腸の動きを活発にします。
<1人で温罨法>
①バスタオルの上にゴミ袋を敷いて座ります。
②腰に蒸しタオルをあてて仰向けで寝ます。
③下に敷いてあるバスタオルで身体をくるみます。
タオルをあてている間におなかがぐるぐる動いてきたとか、ガスが出そうという反応もあるので、おそらく半数くらいの人に効果が出ると思われます。
たった10分あてるだけで、タオルをはずした1時間後でも、2℃も高い状態がキープできています。この温罨法は、ひざの痛みや生理痛などにも使えます。痛い場所をあたためるとラクになるそうです。
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