便秘解消&ダイエットにおすすめ発酵食品6選

食事をしっかり摂りながら、ダイエットをを成功させたい!

そんな方には発酵食品がおすすめです。発酵食は食べ続けると腸内環境が改善され、やせやすい体質へと自然に変えてくれる優秀な食材です。主な効果を確認しながら、何を摂取したらいいかをご紹介します。

発酵食品で腸内環境をととのえる

腸で働く腸内細菌は2000以上もの種類、約100兆個の腸内細菌が棲んでいると言われています。多種多様な腸内細菌がびっしりと生息している様子がお花畑のように見えることから、「腸内フローラ」とも呼ばれています。

腸内細菌は「善玉菌」「日和見菌」「悪玉菌」の3つに分けられます。理想的なバランスは「善玉菌・2」:「日和見菌・7」:「悪玉菌・1」。「日和見菌」は悪玉菌と善玉菌の優勢な方に味方をする性質があります。悪玉菌が増えてくると日和見菌も悪玉菌として働き始めることでバランスが崩れ、「善玉菌・1」:「日和見菌・7」:「悪玉菌・2」となり、腸内環境が悪化して便秘などの排便にかかわる機能障害を起こします。

つまり、腸内環境を整えて悪玉菌よりも数を善玉菌が多い状態にしておくことが、便秘解消やダイエットにとても重要になります。

発酵食品がもたらす効果

1)脂肪の抑制作用

発酵食品には必須アミノ酸やビタミンB群がたくさん含まれています。これらの成分は、脂肪の合成を抑え、脂肪細胞を溜めにくくする効果があります。また、ビタミンB群はエネルギーの代謝に不可欠な栄養素です。

2)便秘の予防
乳酸菌や「プロバイオティクス」という総称をもつ菌は、腸内環境を整え、便秘を防ぐ効果が期待されています。

3)代謝の向上
発酵食品には多く含まれる酵素の働きによって代謝が上がり、新陳代謝が促され、余分な脂肪を排出しやすくなります。

また、納豆に含まれるナットウキナーゼや食酢に含まれるアミノ酸、大豆に含まれる大豆サポニンなどには血液をサラサラにする効果があります。血液の流れがスムーズになることで血管のつまりを防ぎ、新陳代謝を円滑にして老廃物を排出します。

おすすめ発酵食品6選

納豆

納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」には血栓を溶かし、血液をサラサラにする効果があることから新陳代謝を高め、痩せやすい体を作ることができます。また、コレステロールを下げる効果のあるイソフラボンが体脂肪を減らしてくれます。

みそ

大豆サポニンやレシチンの働きでコレステロールが血管に溜まるのを防ぎ、血液をサラサラにする効果が期待できます。また、大豆ペプチドには、腸の調子を整える効果があり、便秘の解消を助けてくれます。脂肪の吸収を抑えたり、脂肪の分解や燃焼を助けてくれる効果も期待できます。

キムチ

乳酸菌が豊富で整腸作用があり、腸内の老廃物を排出してくれます。またカプサイシンという辛味成分が含まれており、脂肪燃焼効果があります。

ヨーグルト

ヨーグルトに含まれるカルシウムは吸収率が高く、効率的にカルシウムの効果を得ることができます。カルシウムには脂肪を減らす働きがあるとともに、体温を上げる働きがあるので、脂肪を燃えやすくして、不要な老廃物を排出します。また、ビフィズス菌には整腸作用があり、便秘を改善する効果があります。乳酸菌には多くの種類があるので、自分の腸と相性のいいものを探しましょう。

チーズ

豊富な乳酸菌が腸内環境を整えて便秘改善に働きます。また、脂肪の代謝を促進するビタミンB2やカルシウムが脂肪の蓄積を防ぎます。GI値が低いチーズは空腹も感じにくく、腹持ちがよいのでダイエットにぴったりの食品です。

食酢

食酢に含まれるアミノ酸には善玉コレステロールを増やし、コレステロールが血管に溜まるのを防ぎ、血液をサラサラにする効果があります。また、クエン酸は体に溜まった疲労物資や、余分な脂肪を燃焼させる働きがあるため、疲労回復効果や脂肪が溜りにくい体を作ってくれます。

発酵食品は便秘解消やダイエットはもちろん、病気の予防や健康維持に役立つ栄養成分も多く含まれています。保存性も高く摂取しやすい食品なので、気軽に摂り入れてみましょう。



0
スポンサーリンク
レクタングル




レクタングル




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル