【それダメ!】便秘解消・足腰強化!ネバぬる食材をおいしく食べて健康に!〔なめこ&長芋〕

2018年10月24日(水)放送の「それダメ!あなたの常識は非常識」で、「旬のなめこ&長芋の新常識」が紹介されました。

ネバネバぬるぬる食材は、粘膜を保護する働きがあるので風邪予防に最適。しかも、肌にうるおいを与える成分も多く含まれるので、乾燥肌対策にもなり、今の季節にこそとるべき食材です。ただし、食べ方を間違えるとその健康効果が十分に得られません。そこで正しい食べ方・美味しい食べ方をご紹介します。

なめこのおいしい食べ方

なめこの特徴に合わせて料理する

なめこは傘の開き具合によって3つの種類で呼び名があります。それぞれの特徴に生かして料理に使い分けましょう。
つぼみ:ぬめりがとても強い。つるんとした食感。
 ⇒みそ汁
中開き:つぼみと開きの中間。両方を併せ持つような食感。
 ⇒なめこおろし
開き:シャキシャキ感がとても強い。歯ごたえが特徴で肉厚の食感。
 ⇒

調理前のポイント

●調理前には水に浸す
収穫したなめこは、最初に石突きの部分を切って、水に浸します。
水につけておくと、枯れ葉などのごみが取れやすくなります。
しかも、1時間以上浸しておくと、驚くほどぬめりが増えます。
スーパーで売っているなめこも、水を1時間加えて冷蔵庫に入れ寝かせておくと、なめこが水を吸収して大きくなり、ぬめりも増えます。
●冷凍して旨味を出す
なめこは冷凍することで細胞壁が壊れ、旨味成分が出やすくなります。買ってすぐに冷凍庫に入れましょう。冷凍してもぬめりは失われません。

なめこの効果

なめこのぬめりに含まれている成分の1つのペクチンには、コレステロールの吸収を抑えるため、動脈硬化予防に期待ができます。
また、腸の働きを活発にしてくれるため、便秘解消にも効果があります。
ペクチンは水に溶けやすいため、汁まで飲み切れるみそ汁は効率よくとることができます。

なめこのみそ汁を作るときのポイント

①なめこはから入れます。(沸騰したお湯に入れないこと)
*なめこの旨味成分を作り出す酵素が最もよく働くのは60~70℃。水から茹でて、できるだけこの温度を長く維持することがおいしくするポイントです。
②味噌を加えたら、沸騰直前に火を止めます。3分くらい時間が経つと旨味が増してきます。
農家直伝!なめこ料理

南蛮なめこ

<作り方>

①さっと水洗いしたなめこ(100g)を、弱火のフライパンに入れます

②出汁しょうゆ(大さじ1.5)またはめんつゆを入れ、2分炒め煮します

③みじん切りしたネギと一味を入れます

④混ぜ合わせたらできあがり

*ごはんや蕎麦とぴったりです。

麻婆なめこ

<材料>

・豚ひき肉 150g

・にんにく 1片分

・しょうが 1片分

・麻婆豆腐の素 適量

・水    300㏄

<作り方>

①フライパンに材料を入れ、ひと煮立ちさせる

②なめこを入れ、火を止める

*片栗粉なしでもなめこでとろみがついて、なめこの栄養を全部摂ることができます。

長芋のおいしい食べ方

粘りの強さに合わせて料理する

長芋は自然薯や大和芋など、よく似た種類でも粘りの強さに違いがあります。
自然薯:もっとも粘りが強い。
 ⇒だしを加えたとろろごはん
大和芋:自然薯の次に粘りが強い。
 ⇒お好み焼きのつなぎ
長芋:粘りは弱いが、水分が多く、シャキシャキした食感。
 ⇒千切り
  *輪切りにして焼くとホクホク感もでます。

長芋の効果

長芋には胃を健康に保ってくれる消化酵素のジアスターゼが含まれます。食べもののでんぷんを分解し、消化しやすくしてくれます。
また、グリカンは、関節の腱や軟骨を強化して、足腰を強化してくれる働きがあります。
加熱せず、で食べることで効率的に摂ることができます。
長芋農家直伝!長芋料理

長芋農家直伝!とろろ

長芋をとろろにするときは包丁で皮を厚く剥きます。皮を厚く剥くとアクがとろろに出ません
長芋は回しながらすります。
*ピーラーで薄く剥くとひげ根の跡が残り、アクの原因になります。
*手でつかむ部分の皮を残しておくと、手もかゆくならず、しっかりつかめ、早くすることができるので、きめが細かくなります。
*厚めに剥いた皮は、片栗粉をまぶして揚げると「長芋の皮のから揚げ」ができます。

長芋そうめん

①どんぶりの中にめんつゆを入れておきます

②長芋を千切りピーラーで、繊維にそって切り①に落とします

*めんつゆをあたためれば温麺になります。

長芋スムージー

<材料>2人分

・長芋 150g

・牛乳 1カップ

・砂糖 大さじ2

・バニラエッセンス 2~3滴

<作り方>

①長芋を角切りにして冷凍しておいたものをミキサーに入れます

②牛乳・砂糖・バニラエッセンスを加えます

③ミキサーにかけます

ほかにも、長芋がスープに溶けだした「長芋のクリームシチュー」や、皮まで使った「長芋の肉じゃが風」などアレンジも楽しめます。美味しくて栄養もたっぷりなのでぜひ作ってみてください。

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