9月13日(木)放送の「主治医が見つかる診療所」では、横澤夏子さんがさつまいもダイエットにチャレンジしました。
横澤さんのお悩みは2つ。
・年をとると身体の肉(下腹)が落ちない
・肌が荒れてきている
そこで、年間200人のダイエット希望者の栄養指導を行い、成功に導いたという、管理栄養士の二宮真樹さんの指導のもと、さつまいもダイエット生活をすることになりました。
さつまいもには以下の効果があります。
1)ダイエット
2)お通じがよくなる
3)美肌効果
4)むくみ予防
これらの効果の理由は、さつまいもが持つ成分の働きにあります。
●さつまいもを切ったときに出る白い液「ヤラピン」が胃腸の動きを活発にする
●豊富な食物繊維が便秘解消を促進
●カリウムやマグネシウムがむくみを予防する
●鉄分やビタミンCが肌荒れを予防する
ちなみに、さつまいもを食べるとおならがたくさん出ますが、臭くないおならが出ます。おならとは、食物繊維が腸内細菌によってガスを発生することによるのですが、さつまいもを食べて出るおならは、食物繊維が善玉菌を増やすので臭くないおならになりやすいとのことです。
さつまいもダイエットを効果的に行うポイントはたったの2つです。
1)さつまいもは皮ごと食べる
さつまいもの皮にはポリフェノール(抗酸化物質)が多いので捨てないこと
*さつまいもの黄色が濃い方が抗酸化作用が強い
2)冷やして食べる
冷やすことによりダイエットに効果のあるレジスタントスターチ(でんぷんの一種)が増えるため。
*食物繊維と同じような働きをする
*冷やすと増加する
冷やしさつまいも
<作り方>
1)濡らしたキッチンペーパーでさつまいもを包み、その上からラップで包む
2)電子レンジで7~10分(500W)ほど加熱
3)粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす
さつまいもの豆乳けんちん汁
<材料>
・さつまいも1/4本
・大根20g
・油揚げ 1/2枚
・ニンジン 20g
・白髪ねぎ 適量
・豆乳 200ml
・味噌 大さじ2
<作り方>
1)材料の野菜を食べやすい大きさに適当に切り、だしを入れた鍋に入れて火にかけます。*だしは市販のものでもOK
2)具材に陽が通ったら豆乳を注ぐ
3)味噌を溶いたら完成
さつまいもとリンゴのサラダ
<材料>
・さつまいも
・リンゴ
・マヨネーズ
・ヨーグルト
・ソテーしたベーコン
<作り方>
1)さつまいもを蒸して細かく刻む
2)りんごをいちょう切りにしてさつまいもと混ぜる
3)マヨネーズ、ヨーグルト、ベーコンを入れて和える
横澤さんが2週間のさつまいもダイエット生活を行った結果は以下の通りです。
●体重 63.7㎏ → 61.9㎏ (1.8㎏ダウン)
●体脂肪率 29.1% → 28.5% (0.6%ダウン)
●腹囲 80.0㎝ → 77.5㎝ (2.5㎝ダウン)
ウエストは減るけれどバストが落ちないのがさつまいもダイエットのメリット。これはさつまいもを食べるだけで、食事制限が一切なく、魚や肉、卵、たんぱく質などがたくさん摂取できているおかげなんだそうです。女性にうれしいダイエットだと言えますね。