【主治医が見つかる診療所】好きなものを我慢しなくてもＯＫ！食べながら脂肪を減らす方法＜ブログダイエット＞

2018年10月18日放送の「主治医が見つかる診療所」で、「好きなものをガマンしなくてもOK！食べながら脂肪を減らす方法」が紹介されました。

脂肪を減らすのに無理なんてしなくていいと豪語するのは、１万人の脂肪を落とすことに成功した、管理栄養士の菊池真由子先生です。これまでに阪神タイガースや国立循環器病センターで、最新の栄養学に基づく食事指導を行ってきました。

食べながら脂肪を落とすダイエットに挑戦！

菊池先生の指導法は、スマホやパソコンを使って食べながら脂肪や体重を落とす「ブログダイエット」です。

ブログダイエットを実践した人たちには、９か月で－13㎏（60代女性）、６か月で－７㎏（40代男性）、４か月で－８㎏（30代女性）、と、一切無理せずに脂肪を落としてきました。

今回、この「ブログダイエット」に、お笑いコンビ・バイきんぐ西村瑞樹さんが挑戦しました。

西村さんは20歳の頃に比べ、およそ20㎏も増えてしまっています。

身長　170㎝

体重　83.2㎏

腹囲　99.9㎝

体脂肪率　27％

さらに、内臓脂肪（基準値100㎠以下）が138㎠と、内臓まで太っています。

ブログダイエット

①インターネット上のブログに、食べたものの写真と説明文を、毎日・毎食アップ

②これを見た菊池先生が、脂肪を減らすための添削をしてくれる

というものです。

先生と相談者は顔を会わすことなく、誰にも知られることなく、こっそりと脂肪を落とすことができます。

今回挑戦したブログダイエットの期間は２週間です。

＜初日＞

忙しくて１日１食のみの食事。食べたものをブログにアップします。

・パスタ300ｇ（３人前）＊トマトベース

・冷ややっこ

・水菜サラダ

・自家製ドレッシング

・ビール　350ml×２杯

ちなみにパスタには鷹の爪を３つ入れ、トウガラシの脂肪燃焼効果を狙うのが西村さんのやり方。さらにこしょう、チリペッパーソースなど、大量の調味料を入れ、味を調えています。

この食事内容をブログにアップ。

これを見た菊池先生が丁寧にお返事します。

「パスタの量は多すぎです。あと、１日３食きちんと食べたほうがドカ食いを防ぐので太らないですよ。でも、ビールは止めなくていいですよ。炭酸がたくさん入っているので、おなかが膨らみます。ただし、１日平均で中ジョッキ１杯500ml程度に調整するのが太らないコツです。」

菊池流　食べながら脂肪を減らす方法＜初日まとめ＞

●１日３食きちんと食べ、ドカ食いを避ける

●ビールは１日平均500mlまで

●トウガラシよりもショウガオイルを使う

トウガラシとショウガにはどちらも脂肪を燃やす働きがありますが、トウガラシの辛み成分であるカプサイシンは、食欲増進効果の方が強く出てしまうことがあるため、ショウガの方がおすすめ。

ショウガを熱して作る「ショウガオイル」をパスタにあわせれば、脂肪を燃やす効果に加え、減塩効果も期待できます。

＜ショウガオイルの作り方＞

①ショウガを皮つきのままフードプロセッサーでみじん切りにします。

②加熱したオリーブオイルに入れ、弱火で１分間かき混ぜます。

＊冷ましたあと冷蔵庫で保管すれば、１週間程度使えます。

＊パスタの他、炒め物や焼き物にもおすすめです。

さらに、先生からの提案です。

「ビールを飲み始めるときに、枝豆を一緒に食べることが、ビールを飲んでも太らない鉄則です。」枝豆には、糖質を分解するビタミンB１と、脂肪を燃やすビタミンB２が含まれています。

◆菊池流　食べながら脂肪を燃やす方法　おさらい◆

●「焼き魚」と「刺身」、魚を食べるなら「刺身」を選びましょう。

＊魚の脂には、肥満につながる中性脂肪の増加を抑えるDHAやEPAが豊富に含まれています。刺身にはこの魚の脂（栄養成分）がたくさん含まれています。焼き魚にしてしまうと、その成分が焼き落ちてしまいます。

●「シュークリーム」と「ショートケーキ」、スイーツを食べるならおすすめは「シュークリーム」

＊ショートケーキはスポンジケーキの中に大量の砂糖が入っているため、カロリーが上がってしまいます。