【名医のTHE太鼓判】血管をしなやかに若返らせる「たまねぎ」を効率よく摂取する方法

2018年10月29日(月)放送の「名医のTHE太鼓判」にて、「血管の老化を防ぐたまねぎのパワー」について紹介されました。

本来しなやかであった血管は加齢とともにしなやかさを失い、厚く硬くなっていきます。心筋梗塞や脳卒中など、血管が原因で発症する病気は40代から徐々に増え、50代になると40代の約3倍に急増します。

そこで、血管を若返らせる最強食材について、循環器内科の池谷敏郎先生が教えてくれました。

血管を若返らせる最強食材「たまねぎ」

たまねぎの中にはケルセチンという成分が入っています。

この成分を摂ると血管の老化予防につながり、血管がしなやかに若返ることが期待できます。

呼吸によって取り込まれた酸素から成る活性酸素は体内に侵入したウイルスと闘い、身体を守ってくれます。ところが、過労やストレス、睡眠不足などの生活習慣の悪化などで、活性酸素が発生しすぎると身体を錆びつかせ、血管を硬くしてしまいます。ケルセチンはこの活性酸素を減らして血管を守ってくれるのです。

ケルセチンを効率よく摂る方法
ケルセチンは調理の仕方や食べ方で効果が変わってきます。ケルセチンを効率よく摂るには、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

1)天日で干す

1週間ほど紫外線に当てると、ケルセチンは4倍に増えます。

スーパーで買ってきた玉ねぎの皮をむいて、日の当たる窓際などに置いたり、ネットなどに入れてベランダで干しておきましょう。

1週間ほど天日干しするだけでケルセチンが大幅に増えます。たまねぎが緑色になるのがケルセチンが増えたサインです。

2)繊維に直角に切る

たまねぎの細胞の中には辛味成分が含まれています。繊維に直角に切ることで細胞が壊れ、辛味成分が多く出てきます。

*たまねぎを辛くしたくない場合には、繊維に沿って切りましょう。

3)空気に触れさせる

スライスしたたまねぎは、ラップをせずにそのまま冷蔵庫に20分間入れます。

辛味のもとになっているのは硫化アリルです。硫化アリルが空気に触れると、血液サラサラ成分であるアリシンに変化します。

つまり、買ってきたたまねぎを天日干しにして、繊維に直角に切り、多く出てきた辛味成分を空気に触れさせることで、血液サラサラ成分のアリシンに変化して最強のたまねぎに生まれ変わるのです。

たまねぎの食べ方

たまねぎのみそ汁×チーズ

<作り方>

①たまねぎのみそ汁を作ります

②①にチーズを入れます

*チーズにはLTP(ラクトトリペプチド)という、血管をしなやかに開いて血圧を下げてくれる成分が含まれています。またケルセチンは脂に溶けやすいという性質を持っているので、チーズの脂と一緒に摂ると吸収率がアップします。

たまねぎ×酢 最強タレ

<作り方>

①たまねぎをみじんぎりにします

②器にめんつゆ、三杯酢を入れ、①のたまねぎを入れます

*お酢に含まれる酢酸は血管を広げて血流をスムーズにしてくれます。たまねぎのサラサラ効果と組み合わせることで、血液に最強のタレになります。

てんぷらやお肉など、何にでも合わせられる万能タレです。

たまねぎを1日200g食べると、2週間で血管年齢はぐんと若返ります。スープやみそ汁に入れたり、ソテーしたりと食べ方のバリエーションも豊富です。ぜひ試してみましょう。

悪玉コレステロール値を下げる!血流を改善してくれる「オリーブオイル」


0
スポンサーリンク
レクタングル




レクタングル




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル