2018年11月7日(水)の「それダメ!~あなたの常識は非常識」で、「生より栄養価が高いさば缶を美味しく味わう新常識」が放送されました。
今では100を超えるほど種類が豊富な「さば缶」。カルシウム、EPA・DHAをたくさん含んでいるのが人気の秘密です。
そこで、生よりも栄養素が豊富なさば缶の美味しい食べ方をご紹介します。
栄養価の高いさば缶は賞味期限が秋冬のもの!
さば缶ならどれも栄養が同じなのではありません。秋冬に水揚げされたさば缶を選びましょう。
さば缶の栄養成分表を見ると、EPAやDHAの含有量には大きな差があります。それは、さばが水揚げされた時期によって成分量が異なるからです。
秋冬に水揚げされるさばは、寒さに耐えられるように、脂肪を多く蓄えているので、DHA・EPAが多く含まれています。
賞味期限は水揚げされた時期と同じなので、秋冬の時期のものを選びましょう。
EPAを効率的に摂るなら「味噌煮」!
EPAには、中性脂肪を低下させたり、血液をサラサラにする健康効果だけでなく、新陳代謝を高めダイエット効果をアップする働きがあります。
そのEPAをより効果的に摂るには、味噌に含まれるイソフラボンが、EPAの酸化を防いでくれる味噌煮を選びましょう。
また、なんとなく捨てがちなさば缶の煮汁ですが、この汁に浮いている脂こそがDHAやEPAなのです。この汁こそ栄養成分がたっぷり詰まった驚きのスープなので、捨てずに料理に使いましょう。
美味しいのは賞味期限ギリギリ!
より美味しいさば缶を選ぶなら、賞味期限ギリギリのものを選びましょう。
長時間保存された賞味期限ぎりぎりの方が、肉質と味がよく馴染んできて美味しくなっています。
血液をサラサラにするたまねぎ
たまねぎは食物繊維だけでなく、血液サラサラ成分である硫化アリルが豊富に含まれています。さば缶と一緒にすることで血液サラサラ効果がさらにアップします。
*おすすめ料理:「さば缶のオニオンスライス和え」
老化防止に効果的なピーナッツ
抗酸化作用のあるビタミンEを含むピーナッツ。さば缶に含まれる酸化しやすい脂のDHAやEPAの酸化を抑えて、老化防止効果が期待できます。
*おすすめ料理:「さば缶のピーナッツのせ」
たんぱく質に効果的な山芋
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