【たけしの家庭の医学】「まがり腸」が原因の便秘は「考える人」ポーズですっきり解消!

2018年12月4日(火)の「名医とつながる!たけしの家庭の医学」で、「便秘すっきり解消ポーズ」が放送されました。

日本人の便秘症の3割が「まがり腸」が原因。その便秘をすっきり解消するには、トイレの座り方を少し変えるだけだと言います。わずか数日でも効果があるというその改善方法をご紹介します。

教えてくれるのは、大腸肛門病センター高野病院の高野正太副院長です。

便秘症の原因
日本人に多い便秘症。
便意はあるのに便が出なくて苦しんだり、さらには便意すらなくなり、おなかは張っているのに何日も排便がなくなってしまうこともあります。
どちらもつらい便秘の症状ですが、最新の研究により、便秘症の3割の原因と対処法がわかってきたと言います。

便秘症の3割を占める原因「まがり腸」

通常、大腸を通過した便が肛門から排出されるためには、曲がっていた直腸がまっすぐになり、便が滑り台を降りるように、ストンと落ちなければなりません。
ところが、「まがり腸」という状態だと、便がきても直腸は曲がったまま。そのため、排便時に障害がでてしまうのです。
これは、便意はあるのに便が出ないタイプの人に多いようです。

なぜ直腸は曲がったままになってしまうの?

原因のひとつが、直腸のまわりを囲む「恥骨直腸筋」の動きにあります。
ふだんは便が出ないようにキュッと閉まっています。
そして、排便時に自然とゆるみ、直腸がまっすぐにすることで排便します。
しかし、なんらかの原因でゆるまなくなると、直腸は曲がったままとなり、便を排出しづらくなるのです。
恥骨直腸筋がゆるまなくなる原因は不明だそうです…。
「考える人」ポーズで「まがり腸」改善!
高野先生の研究によると、考える人のポーズをまねては以前すると、まがり腸の患者の半数の症状が改善したと言います。

考える人ポーズ

<やり方>

排便時に、約20㎝の台に足をのせ、前かがみになるだけ

これで、直腸と肛門がまっすぐになりやすくなり、まがり腸の人でも排便しやすくなります。

20㎝の台がないという人は、靴が入っていた箱を使うとちょうど良さそうです。

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