91日目。雨。

雨の日は悲しい出来事が多い。トラウマ。
台風前からそわそわしていた。急激に温度が下がったり、ゴーゴーと吹きつける風の音が気持ちを不安定にする。天候により自律神経の乱れが起き、血液の循環も悪くなる。

だるい。ぼんやりしてうとうとする。
異常な寒さ。生姜たっぷりのスープを飲む。
身体が硬直。不自然な動き。寝づらい。
起きたときは全身ガチガチ。
見えない何かに怯える。

台風一過で朝から快晴なのに、なぜかまだ引きずったまま。体温調節がうまくいかない。
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90日目。軽いフラッシュバック。

入眠体勢に入ったところフラッシュバックが巻き起こった。これまでに苦しかったできごとの数々がぶわーっと一気に押し寄せてきて負けそうになる。おさまっていたはずなのに。

一つひとつに向き合ってしまうと辛さが増大する。どうやったら消えていくかを考える。モノクロの人物たちがカラーになる前になんとかしないと、記憶がクリアになるとまた苦しめられる、思い出すな、そんなことばかり考えてぎゅっと目をつぶりながらかき消していく。次から次へと現れるシーンに愕然としながらも、屈しないように続ける。すると徐々におさまりはじめ、疲れきっていつの間にか落ちる。悪夢へと変わることもなかった。

過去の体験が生々しく思い出され、今まさに同じ出来事が起こっているかのような感覚。凍りついていた記憶が溶け出して、そのときの感情や感覚が鮮明によみがえってくる苦痛。これらは今起きていることではない、過去のことだと言い聞かせるのがいいと何かで読んだことがあり、咄嗟に実践していた。


すべてもう終わったこと。

これ以上いじめないで。

今の私は違うところにいる。



今日はこれで終わったけれど、きちんと向き合い消化しない限り、また現れるのだろうか。

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89日目。左肋骨下の痛み。

目をつぶってから目覚めるまでの4時間弱、夢を見ていた。毎日のように見るけれど、断薬当初の頃と違うのは悪夢ではないということ。そして断薬開始からなぜか定期的に見ていた夢もまったく見なくなった。

数日前から左肋骨下の痛みがひどい。背中まで続く広い範囲にかけて腫れたようなひきつったような、鈍くて押さえつけるような痛み。身動きがとれず、起き上がることもできない。突然現れた経験のない痛み。痛む場所も少しずつ動いているが、飲食により強くなる気がするので内臓には間違いないだろう。
今日は整体の日。この症状を伝えて治療に入る。左半身のあちこちが腫れ上がって、それをかばうように右半身も硬直し、左右のバランスもことごとく崩れているらしい。いつもの調整に加えて、背骨とつながっている頭蓋骨からもアプローチ。頭蓋骨も左側全体が膨らみを帯び、弱っている部分が浮き彫りになる。どうやら心臓、膵臓、子宮が悪いようだ。冷えに気をつけて、体を内側から温めるような食べ物を摂るようにと指導を受ける。
まだ9月なのにめちゃくちゃ寒い。今日は特に台風だから余計に神経がおかしい。体質を変えていかないとこれから来る冬を乗り越えられない。あとはストレス回避に徹すること。やはりストレスはすべてをダメにする。
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88日目。浅い眠り。

強烈にひどい状態から少し抜け出しつつある。もう終わりかと思ったのに、戻ってきた。

ここ数日の大きな共通点は浅い眠り。うっすらと覚醒しているような感覚に現実味を帯びた夢がプラスされ、頭はフル回転で何かを考えている。およそ3時間くらい。熟睡できていないから起き上がっても疲労感が重く残る。おかげで昼間は役に立たず、ぼーっとした頭で過ごすことになる。
頭が回らず、身体の痛みが増して寝返りも厳しい。無気力に拍車がかかり、ほとんどの時間を横たわったまま過ごす。
全身から力が抜けているかと思いきや、実は思いきり力んでいる(緊張している)。
光を避けてカーテンも開けていない。テレビをつけても集中できずに見ていない、耳にも入ってこない。
昼間のあたたかい時間にふいに睡魔に襲われるが、夜に寝ることを意識して10分程度で起きる。しかし、夜になると目が冴えてくる。
悪夢ではないため、気分が落ち込むことはない。これだけはほんとによかった。
質のいい眠りが昼間の状態を左右する。
昼間の過ごし方が眠りを左右する。
折り合いをつけなければ。
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87日目。逆戻り。

やる気がない。無気力。脱力感。

飛蚊症。気が散る。気持ち悪い。

私が私じゃない。離人症か。
喉がひたすら渇く。
やたらと汗をかく。
ふいに涙がこぼれる。
突然意識がなくなる。
起き上がっていることができない。
今までにない左半身の痛み。
おかげで動けずに息もできない。
たいしたことない発熱。
時に揺れる。地震じゃない。
先人の似た症状をくまなく探す。
ネットの中だけは仲間がいる安心感。
現実は帰る場所も行く場所もない。
逆戻り。
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86日目。孤立。崩壊。

誰にも理解されない。

いつも元気だと思われている。
辛さを伝える術がない。
身体が痛くて身動きがとれない。
起き上がることすら覚悟と勇気がいる。
寒さを感じると硬直が進む。
人と交流することに疲れた。
説明することも、
説明しても理解されないことにも疲れた。
息が苦しい。
助けても言えない。
言ってもマイナスにしかならない。
生きづらい。
笑っているとみんなが喜ぶ。
そんなだまし騙しも限界。
すべて壊したい。
人格崩壊。
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こんなこと書いてごめんなさい。
ここは心を整理できる唯一の場所。
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85日目。恐怖と絶望。

朝が怖い。外に出られない日は特にひどく怯える。また1日が始まるのかと絶望の淵に立たされ、このまま目覚めないでほしいと願う。日々恐怖で震える。

目を開けた瞬間から絶望感と焦燥感に襲われる。今日が始まってしまったことへの悲しみ。落胆。焦り。恐怖。虚無。喪失。孤独。失望。絶望。ありとあらゆる負の感情がどっと押し寄せる。
目をつぶってみる。
楽しかったことを無理やり思い出す。
食べたくないごはんを口に突っ込む。
家中をうろうろ歩いてみる。
テレビは頭に入ってこない。
Facebookは焦りを助長するだけ。
意識が戻ったり、薄れたり。
前を向いたり、後ろを向いたり。
呼吸が苦しい。喉が詰まる。
左半身がしびれ、背中が痛む。
無意識に涙が頬を伝う。
ダメ人間のレッテルを何度も貼り直す。
間違ってないと何度も言い聞かせる。
生きたいのか、生きているのか、
生きる意味がまったくわからなくなる。
生きてて何があるの?
薬飲みたい。
目なんて覚めなければいいのに。
簡単に人を信じちゃだめだ。
理解してくれるなんて絶対に思っちゃいけない。
わかるわけない。そんな簡単なものじゃない。
誰かに支配されるなんてもってのほか。
私の領域に土足で入ってくることは絶対に許さない。消えてしまう方がはるかにいい。

誰にも関わらない。誰も傷つけない。自ら傷を負いにいかない。静かに。静かに。唇を噛みしめる。

辛かったことは終わりにしよう。
苦しかったこともこれで終わり。
悲しいことなんてもういらない。
自分をやってることにも疲れた。
まだ3ヶ月。もう3ヶ月。
生きるというそれだけのことがどれほど難しく、これ以上この苦しみと向き合って乗り越えていくことはできない。希望も何もない。
感情のないところへ行きたい。
すべて終わりにしてラクになりたい。
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84日目。また、顔面やられる。

ストレスのピークから1週間ほど寝たきりになり、やっと起き上がった先週末、鏡を見て唖然。またじんましんなのか、大きなぼつぼつが両頬に。とりあえずがまん我慢。週末で病院も開いてないし、もしかしたら明日は良くなってるかもしれないし。そんなことを思いながらぐーん、ぐぅーんってひきこもる。ぐっすりと眠れるといいんだろうがそうもいかず、それでも今朝はぼつぼつがひいてきているのでこのまま様子をみることに。もう薬は増やしたくない。

腰痛は相変わらず。横になっていても腰がカチカチに固まっているのがわかる。少し動かすだけでも痛みが走る。左側ばっかりだなぁ。心因性のものなんだろうな。お手伝いから離れてもまだ連絡があったりするし、どうも落ち着かないし、何も手につかない。よくない。よくない。他人の言動に振り回されないように。質の良い睡眠を手に入れなければ。しっかり自分を取り戻さなければ。平穏な日々を過ごすことに集中しよう。
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83日目。感謝の続き。

お手伝いに1週間行かなかっただけで、いろんな方からあらゆる手段でご連絡が。「ごはん行くよー」「今日は何してるの?」「どこにおるん?」「とにかく行くわ〜」とかとか。知ってか知らずかわらわらとくる連絡に戸惑いながらとりあえずお誘いにのってみる。

最初はだーれもなーんにも言わなかったけれど、ちょいちょいつつかれ、お手伝いを辞めた話に。うそかほんとか、みんなそれぞれ抱えていた不満が炸裂。私の話もサラリと聞き出してくれる。ほんまにありがたい。片手もお会いしたこともない方からも激励のお言葉をいただく。びっくり!そこまで見てくれてたのー?ひとりで考えこまずにお話を聞いてもらってたら、また違ったやり方もあったのかなとか、反省しながらもこの瞬間は優しさに甘えてみる。ひとつまた勉強。
そしてお仲間さんからライブの銀テが届く。優しいおすそ分けにも感謝。元気にならなきゃ。
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宴の一幕

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いろんな思いがまたあふれ出る
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82日目。食べるきっかけ。

断薬開始時は水もろくに飲めなかったけれど、エンシュア・リキッドを皮切りに少しずつ食べたいと思いはじめた。

それなのに、味がわからなかった…。このことはまたおって記すことに。

前々から体調が悪いときでも、カレー類だけは食べられた。今回も食欲がでてきたときにまずカレーが浮かんだ。他の味がわからなくてもカレーの匂いとスパイスだけは元気をくれた。味がわかるまで、尋常じゃないほど辛味をきかせたりして、少しずつ食べる量を増やしていった。

カレーを食べるとセロトニンがでるらしい。セロトニンは腰痛や膝痛や頭痛・生理痛などの痛みを和らげてくれる。ターメリックに含まれるクルクミンは、免疫機能の向上、血行の促進に効果がある。新陳代謝を促す効果、食欲増進効果も。さらにストレスにも効くという。

食べすぎなければ、薬膳みたいな効果を発揮してくれるカレー。ここのところカレー欲が若干薄れてきたのは、元気になってきた証拠かな。

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