98日目。対人関係問題。

昨日は久しぶりのお出かけから帰って、いつもより早く落ちると、案の定真夜中に目が覚めた。結局2時間強。しかも夢を見ていた。昼夜逆転しないよう、瞼が閉じないよう夜を待っている。


一昨日もぶち当たった対人関係について。しょうもないことだけど、すこぶる元気でヒマしてると思われていたことからの誤解。

高熱でも出して、寝込んだり咳こんだりすれば周囲にもわかりやすいが、離脱症状は目に見えず、普通に元気だと見られがち。どんな病状で何が辛いのか伝える術を持ちあわせていないため、他人は想像も理解もできない。特に私の場合は、以前の方が確実に痩せていたため、体重増の今は明らかに健康そうだと思われる。そうなると「元気なくせに」「仕事もしないで」「遊んでばっかり」「なんにもしていない」がつきまとう。ひどい時には揺り戻し中に「また同じことやってる」「何やってるんだ」と、知っている人にも非難されたりすることもある。


このような誤解が続くと対人関係が苦悩のひとつになり、心がダメになってしまう。防ぐためには、ある程度の距離を置くか、積極的に関わらない方が後々の関係性のためには良いと思う。離脱症状がおさまるまでは精神的に誰にも依存しないこと、頼らないことがベター。


一人で耐えぬくことは想像以上に孤独。理解されること、理解者がそばにいることは圧倒的に珍しい。心が折れそうになり、誰かに頼りたくなるときも何度もある。それでも我慢。長い夜が明けるまで、いつになるのかまるでわからないけれど、もう少しの辛抱だと言い聞かせる。
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97日目。支えと目的、そしてお出かけ。

明け方に眠りについた。うとうと3時間+夢見つつしっかりめ3時間。今日はいいお天気。暑くて汗をかくくらいがよく眠れる。

お出かけ日和。昨日の不安はなんだったんだろう。目的地が近くていいお天気となると、こんなに安心するものか。どきどきしながら準備。
昨日は体調のことを知らない人に罵られ、逆に詳しくは知らないけれどいつもさりげなく気遣ってくれる人に元気をもらった。前者だけなら相当凹んで、またグルグル思考に陥っていたはず。この症状を説明できないことはほんとに厄介で悔しくてどうしようもないけれど、説明してもしなくても不本意な誤解を受けるなら、人との繋がりは断つべきと心底思った。でも、助けてくれるのも人。不器用でも近くで笑ってくれてるだけでほっとできることもある。今日のお出かけもそっと背中を押してもらった。
好きなことがあって良かったと思う。今夏は心待ちにしていたライブのおかげで、何があってもがんばろうと、体調と向き合ったことが多い。強い気持ちがないと毎日くじけまくりで、一生外に出ないかもしれない。そして「ここへ行く!」と周囲に宣言しておくと、近くなるとわらわらとメッセが届く。強制的にでも行かねばならない状況も作れる。見聞を広げるともっといいかもしれない。
沈んでいた日々から抜け出すために、掲げた目標と優しい支えのおかげで、今日はお出かけができた。やっぱり外は楽しい。いろんな人がいて、新しいものにも出会える。道行く人の服装も変わってきた。秋が近づいてきたんだなあ。またお出かけできるよう、心を強く持とう。
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96日目。お出かけへの不安。

3時間+3時間。息苦しくて、寒くて、夢を見続けられなくて起き上がる。

今日は実業団陸上があるからと、1ヶ月くらい前から照準を合わせていた。昨日も早くから入眠準備をしていた。お天気も良くなった。しかし、心が動かない。あれだけ見に行きたかったのに、行かない理由をずいぶんと探した。競技日程を見直したり、スタートリストやゲストを何度も見返して、行きたい気持ちを揺らしてみたけれど、やっぱり座り込んでしまう。とうとう時間もリミットで諦める。
片道1時間、現地で半日、また1時間かけて帰ってくる。一番はこの行程への不安。水曜日に健康診断に行っただけでふらふらになったところなのに、1日中屋外で過ごすことに耐えられるか。28℃という気温を寒く感じないか。できないかもしれない気持ちが強くなる。鼓動が激しくなる。急に尻込みする。
あんなに外に出たかった日があったのに、まるで変わってしまった。好きなことにも手が出せなくなっている。この先回復することはあるのだろうか。明日もお出かけ予定。ここで行けないとずっとダメな気がする。近いし、ライブだし、絶対に行こう。
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95日目。髪と目。

3時間+2時間。今日も夢を見続けた。何度も胸痛があり、寒さと相まって覚醒。今日は静かに雨が降っている。憂鬱。

離脱症状のひとつに髪質が変化したことがある。サラサラのストレートがくるくるとパーマをかけたようになったこと。白髪も増えた。たまたまロングにしていたことと、ウェーブが流行り気味なのをいいことに、パーマをかけているフリでごまかしている。

コンプレックスの塊の私にとって、唯一気にならなかった髪までもがやられていく。今までほとんど悩んだことのない髪質が変わっていくことは、ショックで仕方ない。いきつけの美容院には情けなくてしばらく行けない。なす術もなく、鏡をのぞいては悲しみがこみあげる。


もうひとつ、視力が落ちた。コンタクトの有無に関わらず、完全に見える距離が変わった。感覚的には半減している。ピントを合わせるのにも時間がかかる。生活に都合が悪いレベルになってきた。慣れたご近所なら感覚でまだ歩けるが、それを越えるお出かけには不安が募る。

断薬してからいろんなものを失くした。
図らずもあっという間に消えていった。

諦めること、失くすことが多すぎて、
慣れてしまいそうになる自分が怖い。


冷たい雨に心まで持っていかれないよう、
いつもより大きく深呼吸する。
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94日目。過緊張。

あれだけ眠かったのにタイミングを逃したら、結局朝に近くなった。そのうえ3時間で覚醒。うまくいかない日が続いている。

入眠に時間がかかり中途覚醒が多い。
喉の詰まり感。
時々息することすら忘れそうになる。
気づいたら酷い肩こり。
寒さを感じる割に汗をかく。
とにかくだるい。

睡眠時は特に自律神経が高ぶって、交感神経から副交換神経にうまく切り替わらない。感情を抑圧していることからも緊張が起こっている。浅い眠りで夢を見続け、脳が休めていない。身体も緊張して目が覚めたときには全身ピリピリ。とにかくずーっと心身が緊張に包まれている。根源はストレスに間違いない。

少し頭を休ませたい。ぼーっとしたい。頭も身体もユルユルに弛緩したい。どうしてもはまってしまう思考の渦から抜け出したい。しばらく離脱症状のことも考えない方がいいのかもしれない。
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93日目。続く、浅い眠り。

ほぼ不眠の翌日は眠ることへの期待が高まる。うとうとし始めたらタイミングを逃さぬようにベッドへと急ぐ。浅い眠りで3時間+意地で目を閉じ続けた3時間。ずっと夢を見ていた。身体じゅうが緊張。熟睡にはほど遠い。


出かける予定があると何日も前から睡眠の準備をする。今日は地域の健康診断。たいした用事ではないけれど、朝が早いとやっぱり緊張する。そのためもあって昨夜は早く就寝したのに、思いのほか浅い眠りでがっかり。そのうえたった1時間強のことでもふらふらで、帰ってすぐに脱力。カチコチに固まった身体と最近のグルグル思考が重なって、身も心も頭も疲れ果てた。


週末はまた雨予報だから今のうちに何かやりたいと思っていたものの、やっぱりグルグル考えてしまって先に進まない。身体がついてこない。食事の準備すら考えるのがキツくてあきれはててしまう。何をやってもダメなときはダメ。その代わり大丈夫なときは大丈夫。そう思い直すことにして、今日は頭をからっぽにすると決める。

今日わかったこと。ひきこもりが続くと体力が落ちる。気力もないと外出は厳しい。

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92日目。薬の変更と許せないこと。

病院の前日はやはり朝まで眠れない。定着させたくない習慣。3時間うとうとしたところで外出準備。今日はいいお天気。寝不足の身体には少しキツいくらい。

ひきこもるとイヤなことばかり考える。特に台風が来たから辛かった。そんなことをクリニックで話す。すると「薬を変えてみますか。もしくは追加しましょう」とまさかの発言。「あなたにはこんなに(薬だけでも)選択肢があるってことをわかってほしくて」と。うなだれそうになりながら、(飲んでないけれど)減らしたいんですと主張すると、エビリファイをなくして代わりにセルトラリン(ジェイゾロフト)半錠が処方された。苛立ちとも諦めとも言えない今の気持ちを抑えられるのであれば試してみたい、変な欲望が出てくる。絶対に手を出してはいけない。
最後にもうひとつ、ひきこもるとイヤな記憶が蘇り、許せなくなるという話をした。どうしても苦しめたその人を許せなくて解せなくて。「許せません。許せるわけないんです。ただひきこもっていると思いが堂々巡りするだけ。ひきこもると考えてしまう、ということを自分でわかっているのであれば、外へ出て新しいことを見つけていきましょう」。
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91日目。雨。

雨の日は悲しい出来事が多い。トラウマ。
台風前からそわそわしていた。急激に温度が下がったり、ゴーゴーと吹きつける風の音が気持ちを不安定にする。天候により自律神経の乱れが起き、血液の循環も悪くなる。

だるい。ぼんやりしてうとうとする。
異常な寒さ。生姜たっぷりのスープを飲む。
身体が硬直。不自然な動き。寝づらい。
起きたときは全身ガチガチ。
見えない何かに怯える。

台風一過で朝から快晴なのに、なぜかまだ引きずったまま。体温調節がうまくいかない。
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90日目。軽いフラッシュバック。

入眠体勢に入ったところフラッシュバックが巻き起こった。これまでに苦しかったできごとの数々がぶわーっと一気に押し寄せてきて負けそうになる。おさまっていたはずなのに。

一つひとつに向き合ってしまうと辛さが増大する。どうやったら消えていくかを考える。モノクロの人物たちがカラーになる前になんとかしないと、記憶がクリアになるとまた苦しめられる、思い出すな、そんなことばかり考えてぎゅっと目をつぶりながらかき消していく。次から次へと現れるシーンに愕然としながらも、屈しないように続ける。すると徐々におさまりはじめ、疲れきっていつの間にか落ちる。悪夢へと変わることもなかった。

過去の体験が生々しく思い出され、今まさに同じ出来事が起こっているかのような感覚。凍りついていた記憶が溶け出して、そのときの感情や感覚が鮮明によみがえってくる苦痛。これらは今起きていることではない、過去のことだと言い聞かせるのがいいと何かで読んだことがあり、咄嗟に実践していた。


すべてもう終わったこと。

これ以上いじめないで。

今の私は違うところにいる。



今日はこれで終わったけれど、きちんと向き合い消化しない限り、また現れるのだろうか。

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89日目。左肋骨下の痛み。

目をつぶってから目覚めるまでの4時間弱、夢を見ていた。毎日のように見るけれど、断薬当初の頃と違うのは悪夢ではないということ。そして断薬開始からなぜか定期的に見ていた夢もまったく見なくなった。

数日前から左肋骨下の痛みがひどい。背中まで続く広い範囲にかけて腫れたようなひきつったような、鈍くて押さえつけるような痛み。身動きがとれず、起き上がることもできない。突然現れた経験のない痛み。痛む場所も少しずつ動いているが、飲食により強くなる気がするので内臓には間違いないだろう。
今日は整体の日。この症状を伝えて治療に入る。左半身のあちこちが腫れ上がって、それをかばうように右半身も硬直し、左右のバランスもことごとく崩れているらしい。いつもの調整に加えて、背骨とつながっている頭蓋骨からもアプローチ。頭蓋骨も左側全体が膨らみを帯び、弱っている部分が浮き彫りになる。どうやら心臓、膵臓、子宮が悪いようだ。冷えに気をつけて、体を内側から温めるような食べ物を摂るようにと指導を受ける。
まだ9月なのにめちゃくちゃ寒い。今日は特に台風だから余計に神経がおかしい。体質を変えていかないとこれから来る冬を乗り越えられない。あとはストレス回避に徹すること。やはりストレスはすべてをダメにする。
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