おでかけ一覧

244日目。街中へ出かける。

月に一度のお花のお稽古。また入院しそうになった話をすると、仕事のせいでしょとみなさんよくわかっていらっしゃる。辞めてよかった、ロクでもない雇用主から逃れられてよかった、身体を最優先にしないと、今までとまったく違うことをした方がいいかもと、昨日と同じような話になる。みなさんそう感じているんだなと妙に納得。作品を作る手はふわふわして落ち着かず、先生の手を借りながらなんとか終える。心ここに在らず。なぜだ。

以前から予定していた転職フェアに行くも、もはや行くことが目的になってしまっていることも自分でわかっている。会場をとりあえずまわるだけで、何かを得ようという気にはやっぱりならなかった。いつもと同じような企業ばかりというのもある。
いつのまにか外出も怖くなくなってる。電車も普通に乗れる。あの恐怖心はなんだったんだろう。久しぶりの外はまだまだ寒く、それ以上に世間の風もしばらく冷たく吹き続けるんだろうなと思った。
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177日目。ぶらぶらできない。

早く寝る習慣をつけようと日付けが変わった頃には目を閉じる。何度も覚醒しながらも朝まで粘る。早めに用意をしようかと思いながら、明日からの多忙さを考えると今日くらいゆっくりしようと結局ごろごろする。そうしたところで気持ちはゆっくりできないのだが。

お花の仕入れが最大の目的でありながら、せっかく街へ出るならばぶらぶらするつもりではいたが、やっぱり気づくと急ぎ足になっている。3〜4時間かかるだろうと思っていた箇所も1時間ほどでまわってしまい、疲れもどっとでてもう帰ってしまおうかと立ちすくんだ。
街をぶらぶらとあてもなく歩くことができない。どっちかというと男性的思考なのかもしれない。計画を立てて行動しようとする傾向が強く、立てた予定を乱すことなくやり遂げたい。狂ってしまうとイライラする。


ただぶらぶらすることで、今まで気づかなかったものも目にとまり、何かが得られることもあるんだと自分に言ってやりたい。けれどできないのは、どこかに見えない不安があって急いでしまったり、確実に得られるものを探しているような気がする。不安もなく、ただぶらぶらと純粋に街歩きを楽しむことができるようになれば、精神的に落ち着いて成長したことになるのではないかと思う。

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161日目。紅葉狩り。

昨日のできごと。空気はひんやりだがとてもいいお天気。久しぶりのお誘いに足を延ばして京都まで紅葉を見に行った。

町は観光客で溢れている。艶やかな着物をきた女性たち、ステキなカップル、ファミリー、外国人もいっぱい。
毎日毎日あきれるほど身体の心配ばかりして生きている。不安ばかり見ている。あちこちを心配し、大丈夫かなとダメそうなところを探している。確かに少し歩くだけで足腰も痛くなるし、不眠だとふわっとして最後まで歩けるか心配になる。そして始める前にやめてしまうことの方が多かったりする。いつまでこうやって生きて行くんだろう。通り行く人を見ながらそんなことを思っていた。
何かを心配しながらだけど、終日のんびり過ごした。誰かがいると迷惑をかけることも多いし、気を使うけれど、何かあったときは支えてもらえる。頼れる人がいるということはこういうことか。季節を感じるために、世間を見渡すために、また遠くへと連れ出してもらおう。
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153日目。ぼちぼち外出。

昨日は一日中だるくて倒れていたが、少しだけ飲んで寝てみた。ふわーっとした浅い眠りで3時間がやっと。いつの日か自然に眠れる日はくるのだろうか。

久しぶりに落語を見に行った。さすがに年齢層が高く浮きそうになったが、若者たちの中に入るよりは落ち着いていられる。だいぶ人の目も気にしなくなってきた。年齢層のせいなのか。どこに行っても気が散りがちなのでかなり心配していたが、半分くらいは集中できたと思う。そこそこ落ち着いてきたのか、イライラもあまりしない。歩くのもペースは乱れていない。
もう少しぶらぶらしようかと思っていたが、寒さと左足の痛みが厳しくなってきたので退散。まだまだ訓練が必要だ。
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150日目。家外活動。

昨夜遅くから友だち夫妻&ご新規さんと飲み会。みんなご近所さんということで若者のごとくすっかり午前さま。初めての方にもなんだか気に入ってもらったよう。アルコールもほどよく入って緊張感が抜ければ、こんなにぐじゃぐじゃな生活をしていても愛想も変わらずにできるもんだと思った。数々の戦場で培ったものは身についている。

今日はお花のお稽古。空気はすっかり冷たいがお日さまに照らされるとなんとなくあったかい。昨日の疲れをひきずりながら乗った電車では、怖いとか考える余力もなかった。ただ乗る、降りる、移動手段のひとつ、それだけ。毎日こんな風に通勤してたんだな、きっと。日々の生活におけるほんのひとコマ。疲れているときは電車に乗った記憶もないくらいのときもあった。なんでこんなに怖くなってしまったんだろう。離脱ってほんとに恐ろしい。こんな思いをするようになるなんて。小さい子どもだって乗れるのに。
今日で断薬から150日。1日でも早く普通の人間になれるように、歩くことからでもいい、少しずついろんなことに挑戦していこう。決して無理はしない、自分を追い込まないように、それだけは守ること。
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140日目。ともだち。

学生時代を一番長く一緒に過ごした友だちファミリーと超久しぶりの外飲み。子どもが小さいと飲みに行くこともなかったから、何年振りなんだろう。

和やかで楽しい時間がどんどん過ぎて、あまりにも嬉しくって泣けてきそうだった。何も言わなくてもわかる、通じるものがある。こんな気持ち久しぶり。友だちの幸せな顔を見てすごく嬉しかった。支え合えるパートナーがいるっていいなと思った。ささくれだっていた心も彼女の前では穏やかで、ゆるゆると溶けていきそうだった。いつも大変そうだったから遠慮していたけど、また前のようになんでも話せるようになれそう。心強い。でも迷惑は絶対にかけないように。誓う。
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138日目。上を向く。

昨日はライブに行った。世界水準のパフォーマンスを誇るアーティスト。目の当たりにすると鳥肌。

スポーツ選手しかり、日本のトップレベル、世界レベルの方は人間的に素晴らしいといつも思う。直接話したことがあってもなくても、人格者は絶対的に伝わるものがある。真摯に上を見て進んでいる。心が豊かで、まっすぐで、苦しさを知っているから人にもやさしい。久しぶりにそんな人を見て、自分を振り返った。全然ダメだ。小さい人間にまとまっている。どこを目標に生きてきていたのか、すっかり忘れてしまっている。薬に惑わされてはいけない。ぐるぐる思考も希死念慮ももう捨てよう。意思を強く持って早く元に戻ろう。そう思えた日だった。
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136日目。まずまずのお出かけ。

友人との会話の中ですごく嫌な人のことを思い出してしまったため、頭をぐるぐる駈けめぐり、眠りにつくのに手こずってしまった。眠ってからも1時間ごとに覚醒。結局朝まで落ち着かない状態だった。どんなことがあっても冷静にいなければ、大切な睡眠時間を台無しにしてしまう。社会復帰したらもっといろんなことがあるはず。どんなことにも惑わされないように。

今日はお花のお稽古。電車も自然に乗れたし、人混みも大丈夫。多少の目的はあるものの、ぶらぶらとお店をめぐることもできた。もちろんお稽古も思い通りにできてひと安心。寝起きが悪かったぶん、ひたすら冷静に動くことを心がけていたから、焦ることもなくいられたのかもしれない。
今週はあと外出2回。お天気もいいし、順調に動いて自信をつけたい。
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114日目。ご近所さんとお茶しまして。

自律神経失調症と離脱症状はよく似ている。同じ時期に自律神経が崩壊したご近所さん(おかあさん)からお茶のお誘い。お宅訪問。私はそのまま断薬に突入したので離脱症状とごっちゃになっているけれど、とにかくおしゃべり。

お互いに堰を切ったように話し出す。不眠、食欲がない、味覚障害、目が開かない、テレビが見れない、音に敏感、温度がわからない、お風呂に入れない(怖い)、歯が磨けない、便秘、電車に乗れない、人と会えない、動けない、何もできないなどなど。ありとあらゆることが一緒で驚く。まだ継続中だけれども、大きな山を越えた今だから、笑い合える。
ご家族も同居で、おかあさんの体調のためお仕事を休職されるほど親孝行な娘さんにもイライラされ(元病院勤務!)、「なんでできないの?」「ちゃんとやろうとしてよ」と怒られていたらしい。熱が出た、おなかが痛い、では済まされない症状は、同居のご家族でもやはり理解されないよう。お風呂にも入れてもらっていたほどなのに、分かり合えないことはお互いに苦しかったはず。こういうときひとりがいいのか、同居がいいのかわからなくなる。わたしが友達もなくしたと言うと、それはそうだわ、と共感された。わかるはずないわ、と。
これからは合うたびに、「睡眠時間は?」「食事した?」「歩いてる?」「お風呂入った?」と、誰にもわからない暗号じみた低レベルの確認作業をしよう、秋にはコスモスを見に行こうとお約束。
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今日はご不在のお嬢さんからプレゼントとメッセージ。あたたかい。

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108日目。お稽古なのに外が怖い。

焦る夢ばかり見て、小刻みに起きる。時間になっても起き上がれない。起きたくない。良い感情も長くは続かず、またがたがたと震える。

今日はお花のお稽古。12月に久しぶりの展示会があるからそのイメージ作りも兼ねて。楽しみなはずなのに、外に出るのが怖く感じる。
外は23℃。肌寒くて長袖にカーディガンでちょうどいい。昼間の電車は比較的人が少なくて乗りやすい。それでも恐る恐る歩く。
お稽古を終えてからも少しぶらぶらすることに。時間はたくさんあるはずなのに、どうしても急ぎ足になってしまう。家に帰ってひとりでゆっくりしたい。家に帰れば解放される。そんなことばかり考えていた。お散歩をしていないとこんなに外が怖いのか。足の疲れもひどい。何もかもひどい。完全に逆戻り。
明日からはまた雨。
ひきこもらないようにしなければ。
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